人生らららららーのイメージ

なんとなく書きたいこととか書きます。

VGC2023

 

先日、横浜で開催されたWCS2023が終了し、VGC2023も完全に終了となりました。

夢の世界大会が初めての国内開催ということで、友人の協力もありDAY1の一部とDAY3の全行程を現地で観戦することができました。

 

興奮冷めやらぬうちに、今年もただの予選落ちモブの1人となってしまった自分のVGC2023を、来年笑って振り返ることができるように残しておこうとおもいます。

 

 

JCS予選 第一回

使用構築
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・結果は予選抜けラインまであと2勝というところから勝ちきれず敗退。

 

イッカネズミ+耐久特化水わるだくみサーフゴーの高く広い対面盤面性能でアドバンテージを取り、裏のトドロクツキによるS操作及びスイープを目指す展開構築。

 

・その軸の強力さだけである程度勝つもののどうしても殴り合った水サーフ+イッカを裏のブーストハバカミのシャインで回収される展開に、テラスタルのないトドロクツキでは返せないという欠点がカバー仕切れず。

 

 

JCS予選 第二回

使用構築

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・結果は22勝4敗とハイペースで予選抜け手前の水準まで達するも、そこから一勝一敗の繰り返し。

あと1勝で予選抜けラインの試合を全て落とし敗退。イーユイ熱風4連外し以外予選抜けてたのに4連で外してしばらく火炎放射しか使わなくなった。

 

・構築はイッカネズミサーフゴーの続投と、並行して友人と考察していたコータスワタッコの派生型。

タネマシンガンワタッコ+憤怒のスイープ性能、モロバレルに対するサイクル性能(やるき)、いのちがけによる対寿司性能に期待して、スカーフコノヨザルを採用してみた所かなり感触が良かったので、そのまま持ち込んだ。

 

 

JCS予選 第三回

使用構築


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・あと1勝で予選抜けという試合を落として敗退、確か2回あったけどどちらも負け。

相手のハバタクカミにバレットパンチが通ったら即勝ちの盤面で守るor交代を読んだら普通に動かされてしまい、(そのルートでも最悪勝てる組み立てだと思っていたが)その被弾が急所にあたって負けてしまった。心が弱い。このバレットパンチを何日も後悔した。夢でこの場面を何回も見た。

すなわち結果は敗退。この時点で今年も世界大会に出場できないことが確定した。

 

・構築は使い続けており練度が高まっていたイッカネズミ+サーフゴーの裏のスイーパーを最適化しようとしたもの。

ハッサム+テツノツツミによる取り切りを狙う。かなりお気に入りの構築になった。

 

 

今年うまくいかなかったこと

①構築を組まない

対戦数重視、プレイの練度重視で、自分で構築を1から組むということをせずに取り組んだ。昨年、自分の軸にこだわりすぎて、本当に強い形を握れなかったと感じていたため。

 

でもこれによって多分自分なりにルールの理解が進まなかった気がする。それに対してプレイはそこまでうまくならなかった。作業みたいに練習しちゃってたかもな……

 

②ランクマで結果を残していない

最終2桁にものすごく壁を感じてしまった。毎月ランクマには取り組んでいたけど結局最終2桁すら一回もとれず(2桁チャレンジは何度も何度もしたが全部もれなく負けた。)

 

でもランクマで結果出せないやつが大会だけ勝てるなんてそんな都合いいことないよね……ランクマも毎月頑張ったような気がしてたけど多分努力不足。

 

③ネガティブすぎた

これめちゃめちゃ色んな人に指摘された。

あまりにもネガティブすぎて勝てるものも勝てねえよと

自信がとにかくなくて一生ネガティブだった。ローテーションやシングル66やってた頃はほとんどの相手に対して自分のほうが構築もプレイも格上で、順当にいけば勝つと思ってプレーしていたのに、VGCになった途端どうしても自分は格下という思いが拭えない……

自信をつけたいし、その裏付けになる結果を少しずつ出したい。

 

 

 

VGC2023を終えて

2022年の予選で敗退してから一年、絶対に世界大会に出場するということだけを目標にポケモンをやってきたのに、結果は全国予選落ち。こんなんでもやれるだけ努力してきたつもりでした。ホンマに全然足りてなかった………

 

心が折れたとか以前に、この取り組みで予選も抜けれないならもう何すればいいかわからないが率直な感想でした。

(ここでメンタルケアと、私自身の課題を真っ直ぐな言葉で伝えてくれたスボミーさんには本当に感謝しかないです)

 

 

・今年の世界大会を観戦、それこそ何度も話したり遊んだりしたことあるようなプレイヤー達が、世界の舞台で夢を叶えているのを見て心打たれました。特にさしす3位じーん優勝 素直に感動した……

 

そして来年の会場がハワイであることを見て、念願の世界権利を獲得して、来年ハワイで世界大会に出場している自分をイメージしてしまいました。

私は世界大会で「海外に行くこと」に最も憧れているので、ハワイ開催は本当に嬉しいです。絶対に勝ちたいです。勝ちます。

仲良いみんなと同じ舞台に立ちたいという思いが2019からずっとずっと積もってます。

 

・別に何も変わったわけではなくて弱い自分は弱いままなんですが、また一年強くなる努力をして、来年の大会に臨みたいと思います。

 

 

VGC2023 ありがとう!!!!!

 

 

 

 

おまけ

ポケモン世界大会開催地!
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ポケモンバトルの頂点へ!
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世界大会会場!!
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決勝!!
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大会以外で一番良かったクルーズ!

初対面の色んな層のひとたちと交換、マルチ、ガチ対戦、雑談 本当にいろいろ楽しめました。
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おしまい

【聖地巡礼】千里山で一巡先を視てきました(?)【咲 阿知賀編 episode of side-A】

 

 

 

 

ずっと下書きに溜まっていたので書き上げました。

 

2020年の3月にシノハユの舞台である島根県の松江〜玉造温泉に行ってきたわけなんですが

(この記事: https://soprano3yuiui.hatenablog.com/entry/2020/03/27/004620 )

 

私はこのいわゆる「咲シリーズ」の作品が大好きなので、それ以来行ける範囲でちらほらと色々な舞台に行ってきました。

 

具体的には

・長野県 七久保駅付近(清澄の舞台)

・東京都 府中付近(白糸台の舞台、阿知賀編表紙等)、国際フォーラム(全国会場)

大阪府 千里山付近(千里山の舞台)

 

このあたりですね

 

時系列は前後しますが、今回は大阪に旅行に行ったついでに、半日かけて千里山付近を歩いてきたので、それをまとめていこうかなと思います。2021年の秋頃に行ったと思うのでもう一年近く前ですね……笑

 

 

 

前日に広島を旅行しており、当日は新幹線で新大阪駅に着くところからスタート。大阪はほぼ来たことがなかったので駅と路線の難解さにいきなり苦戦します。新宿よりむずくない……?

まず第一の苦戦ポイントはエスカレーターでした。関東とはエスカレーターで立つサイドが逆!!ということは知識としては知っていたのですが、もはや習慣として身体に刻み込まれているもの。

無意識に周りと逆サイドに立ってしまいシンプルに後ろの人に迷惑をかけてしまいました、本当に申し訳ない………

 

 

とそんなこんなで千里山へGO!

 

 

の前に、お昼ごはんを食べます🍜

 

関西音ゲーマー達がずっとうまいうまい言ってるイメージの「人類みな麺類」というラーメン屋さんが、近くの駅にあるみたいだったので向かったところ……

 

なんと店舗から駅の入口の前まで長蛇の列ができてました😵😵え、やばくないですか?平日に有給取って旅行してるんですよ、休日じゃないんですよ、こんなに並ぶの!?!?

 

結局1時間15分くらいですかね…?並んでなんとかいただくことができました。というかあんなに並んでるのに店内のキャパえぐい!!たぶん40人〜50人くらいは同時に食べてるんじゃないですかね?それでいてあんな列できるのか……いかに人気店舗なのかを思い知りました。


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めちゃくちゃ美味しかった!!

 

ごはんを食べて今度こそ千里山へ!阪急難しすぎて入る改札を間違えて駅員さんに出して頂いたり(なんで上りと下りのホームが改札内で繋がってないんだよ!!)、シンプルに乗換えを逃したりと苦戦しつつも、無事到着!

 



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駅前 本物の千里山だ〜!感動

ちなみに目の前が道路でめっちゃ写真取るの難しい💦
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駅前の坂をまっすぐ登っていくと、すぐに阿知賀編OPに登場する広場が!噴水のイメージだったのですぐに分かりました😆

 

噴水!!⛲⛲

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怜と竜華が座っていたベンチ🪑

当時は竜華のキャラソン「Little Pray」が結構好きで、ラティオスのNNにしていました。

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てぇてぇ営業噴水(嘘です)⛲💕
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ベンチその②🪑🪑
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公園のカットを一通りとったら、公園側の住宅街を軽くぐるっとまわり

 

原作の扉絵のカット!やはり原作は再現度が高い!そして作者は階段本当に好きですね
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今度は千里山駅の反対側に移動して道なりにしばらく歩いていきます。

10分ほど歩いていくと、突然いかにもな建物が……千里山高校の校舎です!

 

校舎の外観🏚
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実際は図書館だそうで、こちらは旧舎でした。裏から新しい建物に繋がっていて現在はそちらがメインの図書館となっているようです。
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中の様子 こちらの建物も完全に使われていないわけではなく、専門的な図書が保管されていたり、地域で利用できる部屋として使われたりしているようでした。(守衛さんが教えてくれました!)
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と、これにて千里山駅付近はおしまい。

次は主に阿知賀編の原作に舞台として登場する、南千里駅桃山台〜緑地公園を順に歩いて行きました。

これマジで歩くもんじゃない!!この徒歩周りですっかり日が暮れました!!!(たのしかったのでOK🤣)

 

緑地公園内で一枚
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阿知賀編こちらは4巻裏表紙

南千里駅から歩いて下って、少し中道に入ったところで、地元の高校生?中学生?の部活がランニングしてましたね…
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阿知賀編4巻の表紙

南千里駅から、緑地公園方面に歩いていく途中にあります。大通りを通っていくとたどり着けません💦
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こちらは第10局の扉絵になっている場所で、

大通りから少し入ったところにありました。

思ったよりずっと狭いです!
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2巻第5局の扉絵シーン

緑地公園内ですが、ここを探しているうちにだんだん日が落ちてきました……緑地公園広すぎ!!
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緑地公園をぐるっとまわって千里山の通学路
まで歩いていったのですが……これまた歩くには少し長い距離でした。

すっかり日が暮れてしまいました😭
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これらの描写は意外と印象的で、これをアニメで見ていた当時はまさかこの舞台に足を運ぶことになるとは思ってもいませんでした……

 

そんな感じで、大阪に来て咲の聖地巡礼してるうちに一日終わってしまいました……

 

 

というわけにはいきませんよね!!

せっかく大阪来たからには普通に大阪観光もしたい!!!ということでホテルで休憩してから夜から大阪の街に繰り出していきました!!

 

うおおお人生初の道頓堀!!!
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ここが阪神ファンが飛び込むあの道頓堀ですか!!雰囲気感じられて、夜に来てよかった〜
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グリコも本物初めてみました!!
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適当に歩いていたら「千日前」の文字が!

え?あの千日前??めちゃくちゃ治安が悪いことで音ゲーマーの中で有名なラウンドワン千日前の千日前!?!?
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なんとその千日前でした、バッチリゲームセンターにも寄ってきました。

 

 

とそんな感じで聖地巡礼アンド大阪旅行、楽しむことができました😆

 

 

これにておしまい…………ではありません!!!

咲シリーズで大阪といえば、千里山高校だけではありませんよね!?そう、姫松も大阪です!!

 

 

というわけで、ジャンジャン横丁のこのシーン!!

通天閣へ向かう途中で、なんというかこういうところもまさに大阪という感じの雰囲気でした…

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途中、天王寺駅からあべのハルカスをのぼったり
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ジャンジャン横丁を抜けて通天閣にものぼってきましたよ!!ちゃんとふつうの観光もする!!これ大事
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というわけで大阪はこれでおしまい!

これでシノハユの湯町に加えて、咲本編および阿知賀編の清澄・白糸台・千里山は訪れたことになります。

残すは一番好きな阿知賀の舞台である奈良・吉野です。

吉野は圧倒的に桜が有名だと思うので(百人一首にも詠まれていますよね!)、桜の季節に行きたいと思っているのですが、タイミングよく休みがとれなかったり、感染症の流行で行けなかったりなど今までチャンスを逃してきました。

来年の春こそは行きたいですね!!

 

それでは次の聖地巡礼記事でお会いしましょう。お疲れ様でした。

 

 

 

🙏🙏🙏

 

ゴチルオーガ+2エース展開【VGC2022使用構築】

 

ひさしぶりの構築記事になります。

しばらく構築記事が上がらなかった理由は、結果が出なかったからです。

 

 

今回は、4月のINC、ランクマッチ、5月のJCS予選まで使い続けたゴチルゼル軸のオーガザシアン構築を、記録として残すために記事を上げることにしました。結果は出せていないので強い構築ではないと思います。すみません。

 

ですが、VGC2022ルールで自分で組んだ構築の中で最も構築精度高く組むことができたパーティで、お気に入りのパーティです。

 


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◆戦績

INC April. 最高レート1825 予選敗退

PJCS予選大会 最高レート1767(結果的にボーダー越えのレートだが、このあと潜り敗北) 予選敗退

てるチャレオフライン#1にて使用 ベスト32

 


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◆構築経緯

・3月予選の結果を受け、RinyaSunと白馬パルキアが大きく数を増やしているのを見て、すぐにゴチルゼルが活躍できる環境になったことを確信しました。

 

ゴチルゼルと合わせてこれらのメタ対象に勝つことができるカイオーガ+ザシアン+ランドロスの組み合わせまで固定して採用。

これらと相性の良い追い風軸をベースに構築をスタート

 

ゴチルゼルは選出するパーティが明確に決まっているポケモンで、それ以外の相手と戦う際の手を広くしたかったため、

盤面を作るカイオーガ+ダイマックスエース2匹の構造を取り、カイオーガ系統とのマッチで特にパワーを出せるエースとしてカミツルギを採用。

これで、追い風+ザシアンorカイオーガで、相手のリソースを吐かせながら盤面づくりをし、ダイマックスエース(ランドロスカミツルギ)を相手によって選択して通していく戦い方をメインに据えることができました。

 

・4月予選時は

カイオーガ/ザシアン/トルネロス

ランドロス霊/カミツルギ/ゴチルゼル

 

トルネロスを採用した形で、てるるんがこの構築で予選を抜けてくれました。

自分は抜けることが出来ませんでしたが、本当に嬉しかったなあ。

 

・この4月予選で明確に課題となった対ソルガレオディアルガ、そして化身ボルトロスへの動きを再考し

トルネロスエルフーンの採用 かつ、各ポケモンの配分を調整することで完成としました。

 

 

◆個別解説

 

カイオーガ@しんぴのしずく

しおふき、こんげんのはどう、こごえるかぜ、まもる

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・雨ダブルダメージ根源の波動で、ダイマリザードンを倒せるしんぴのしずく

・S112で、基本的なグラードンの下を取り対面時に天候をとりつつ、追い風で黒バドレックス抜き

 

・追い風+しおふきや、こごえるかぜで、自分のダイマックスエースを通すための展開づくりをメインとした運用。

追い風+カイオーガ自体が相手に要求するリソース値が大きく、こういった使い方においても非常に優秀でした。

 

・RinyaSunに対しては、カイオーガ+ゴチルゼルの選出で天候をとって戦います。

相手がトリトドンを立てるプランであってもゴチルゼルトリトドンによるダイマックス以外の展開を阻止でき、それ以外のポケモンにはカイオーガが通るのでゴリ押し。

トリトドンダイマックスしてくる相手に対しても、後からこちらは裏のカミツルギで回収することができます。

 

 

 

ザシアン@くちたけん

きょじゅうざん、じゃれつく、みがわり、まもる


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ボルトロスを手助けきょじゅうざんで倒せる確率を最大化するために意地A特化。

ザシアンを突然ワンパンして拾える試合も増えました。

ガオガエンの威嚇込みでもじゃれつくでHパルキアを倒すことができます。

 

・Sはエースバーン抜き→インテレオン抜きと変更。おいかぜやこごえるかぜ、ダイジェットと展開するので最速でないことによる不自由はほとんど感じませんでした。

 

ゴチルゼル+じゃれつくみがわりの構成で、白馬パルキアのイエッサンパルキアモロバレルパルキアガオガエンパルキアサマヨールパルキアなど、レジエレキを前においたビートダウン展開等以外にはどの選出にも基本的に対応可能。

副産物でイエッサンキュレムにも即勝利できます。

 

キャッチして挑発で置物にしつつ、パルキアのスロットからザシアンで倒していき、どうしてもトリルが止まらない対面は、みがわりを張って遅延して裏からオーガツルギを押し付けることで基本的には有利な勝負になります。

 

・格闘技を採用していないために苦しくなるソルガレオディアルガナットレイは、ゴチルゼルカミツルギを通すプランを取ります。

 

 

ランドロス霊@しろいハーブ

じしん、ストーンエッジそらをとぶ、まもる


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・陽気ザシアンのきょじゅうざん確定耐え

 

盤面展開→ダイマックスエースを通す動きはこちらが先にポケモン倒れていることが多く、相手のザシアンに威嚇が入らないかつダイアースからスタートしたい盤面が必ずあるため、威嚇無しできょじゅうざんを耐える配分にしました。

 

・オーロンゲのこわいかおを貰わないためのしろいハーブ採用

 

・グラザシやエレキ黒バドを相手にするときに選択する一匹目のダイマックスエース。

 

 

カミツルギ@いのちのたま

リーフブレード、つばめがえし、スマートホーン、せいなるつるぎ


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ビーストブースト1回のダイスチルでザシアンを倒せるライン、ダイジェットでゴリランダーを倒せるラインが魅力的かつ、こちらのダイマしないカイオーガ展開に強いダイマックスカイオーガカメックスへの要求札がぐっと減る命の珠での採用しました。

本当に強かったです。

 

・このポケモンがいるかつカイオーガダイマックスしないので、トリトドン絡みにも不利を取りません。

 

 

エルフーンきあいのタスキ

ムーンフォース、おいかぜ、てだすけ、わたほうし


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カメックスねこだまし+ダブルダメージ黒バドレックスのアストラルビット耐え

 

・採用したい技はたくさんあるものの、(当時の)ボルトロスを討伐するためのてだすけ、エレキ黒バドレックスにおいつくためのわたほうしを外すことができず、この構成に。

この2つの技を目的にトルネロスからエルフーンへ変更しました。(実際は自分で思いついたわけではなく、この構築について相談したプレイヤーに提案してもらいました)

 

 

ゴチルゼル@フォーカスレンズ

てだすけ、さいみんじゅつ、ちょうはつ、ねこだまし


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フォーカスレンズは、技を後攻で打つと命中が1.2倍になるアイテムです。

4月予選では、防塵ゴーグルをもたせたサイドチェンジ型を使用しており、ディアルガソルガレオに対して、ザシアンのみがわりとゴチルゼルのサイドチェンジでダイマックスを枯らすプランを取っていたのですが、結局勝ちきれないことが多かったため、72%で明確に勝ちになるフォーカスレンズ催眠術を採用しました。

 

技スロットひとつとほぼ機能していなかったアイテム枠一つで、本来勝てないマッチが72%で勝ちになるという破格の性能。

そもそもゴチルゼルは挑発、てだすけが本当に強いので、サイドチェンジはもともとほとんど使用機会がなく、すぐに変更を決めました。

 

・選出する相手は、グラザシ、白馬パルキアその他トリル軸、イエッサンキュレムディアルガソルガレオ

 

・他のレギュレーションでもダブルバトルトリプルバトルゴチルゼルはかなり手に馴染むので好んで使用してきたポケモンで、プラン立てがとてもしやすい性能を持っています。 

 

 

 

 

◆自分語り

・2019年からVGCをはじめました。

ダブルバトルの経験も殆どなく、全国予選で敗退しましたが、お友達みんな全国出場していてすごく悔しい思いをしました。

 

・WCS2019のDay2まで勝ち抜いたスボミーさんが、帰国した日にその足で世界大会の凄さを語ってくれました。

VGCプレイヤーではありませんでしたが、2012から全国とWCSは見ていたこともあり、絶対に全国大会そして世界大会に行きたいと思うようになりました。

 

・1年間めちゃくちゃポケモンをやってついに全国予選を抜けたVGC2020は、コロナウイルスの影響で会場大会も世界大会も開催されず、トップカットに残っても世界権利は付与されませんでした。

翌年の2021年はオンラインの全国大会に出場したものの、会場大会には20人しか参加できませんでした。

後出しで50位以内に世界権利が付与されましたが、20位を目指して特攻していたのでこれも獲得できていませんでした。

 

・そして迎えたVGC2022、満を持して会場での全国大会・世界大会の開催が決定しましたが、実力不足で全国予選すら抜けることが出来ませんでした。

悔しすぎて仕方がなかったです。予選抜けがかかった試合が3回あり全て負けたのですが、根源の波動を外したところや、相手のカイオーガの守るを深読みしてリーフブレードを打てなかったところが何回も夢に出てきて本当に辛かった……

 

・本当に心が折れかけていましたが、やっぱりどうしても世界大会現地に行ってみたいし、今年のJCSを観戦してよりその思いが強くなりました。

 

・来年の全国予選を抜けて、世界権利を獲得するためには、きっと今よりも何段階も実力をあげないと叶わないと思います。圧倒的に実力不足すぎる…

それでもどうしても行きたいので、(まだ今年のWCSも開催されていないですが)来年必ず掴むことが出来るように1年間もっともっと努力しようと思います。本当に強くなりたい、どうすれば世界にいけるくらい強くなれるか教えて下さい。本当に

 

 

 

・WCS2022 応援している選手がたくさんいるのでとても楽しみです!

知り合いじゃなくても日本人選手が映ったら応援しちゃうのに、知り合いが世界大会で活躍してるの見るって最高じゃないですか!?

 

 

 

VGC2022も楽しかったです。

ありがとうございました!!

 

 

 

ゴチルゼル+2エースビートダウン【S19ダブル】

 

 

今回はランクマッチで使用したパーティになります。

結果は大したものではありませんが、お気に入りの構築なので残しておきたいな〜ということで、メモ感覚で書いてます。あしからず。

 


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S19ダブルランクマッチ最終77位


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◆構築経緯

使いたいと考えていた要素は以下

 

①珠ドラパルト+ダイマできるトゲキッス

・去年のレギュレーションから使い続けているため、自分の練度が他の構築形より高い。

 

サポートとダイマエースの両方を選択できるトゲキッスが強い環境だと考えていた。

これは、前ダイマ→裏ゴリランダー、裏ウーラオスのゲームメイクを基本としている構築の増加を強く意識した。

 

自分のエースを通す際にこれらのポケモンからエースを守る性能、裏のこれらのポケモンをある程度気にせずに自身がダイマエースになれる性能

この2つを一匹で満たすことができる点が環境に噛み合っていると考えていた。

 

 

ゴチルゼル+水ウーラオス+ゴリランダー

・自分が扱いが得意なポケモンであることも加味してゴチルゼルの評価が高い。

かげふみによって特定の相手を処理しやすい点、展開阻止の能力が高い点、そしてトリックルームによる切り返しが可能な点 この3つを今回は評価した。

 

かげふみとウーラオスのふかしのこぶしはかなり相性が良く(本来守るなどを絡められると、倒したい相手の処理速度が遅れてその間にゴチルゼルを倒されたり展開の猶予を与えてしまうおそれがあるが、ふかしのこぶしはこれを解決できる。)、ゴリランダーまで加えるとかげふみと攻撃範囲の補完が広く噛み合う(対レヒレ等)

 

エルフーンやオーロンゲと合わせた選出から展開をスタートする構築は初手盤面のパワーが一匹に寄りがちで、ゴチルゼルに行動猶予が生まれやすい(ため環境に追い風だと考えた)

 

 

③タスキレジエレキ+バコウ水ウーラ

・レジエレキはその唯一無二の性能が非常に強力な駒であり、なるべく採用したいが、たとえ耐久振りにしてもレジエレキがどんどん動きにくい環境になっていることを感じていた。加えて、レジエレキは相手のレジエレキより先に行動することがゲームを決定づける場面が存在し最速の意義は非常に大きいと考えていたため、これらをクリアできるタスキレジエレキをまず採用。

 

これによりウーラオスにタスキをもたせることができなくなったが、バコウの実をもたせれば、ランドロスを始めとするダイジェットに対しての最低限の切り返し性能は保持できることに気づき、バコウでの採用を決めた。

 

・この型でエレキウーラを、別にダイマエースが用意されている構築に組み込むと、現環境でも十分にエレキウーラがポテンシャルを発揮できることが分かったので、これを踏まえて良い形を探していった。

 

 

 

当初はこれらの要素を別々の構築で実現しようとしていて、以下のような2構築を組み考察を進めていたが、ランクマッチではびっくりするほど勝てず、勝率が5割程度まで落ち込んだときもあった。構築は以下(詳細は割愛)

並びは他の方の構築を参考にしており、オリジナルではないです。

 

ドラパキッス+タスキエレキバコウウーラ


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ゴチル+エレキキッスザポス3エース選択


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そこで、これらの構築に組み込んだ「自分が強いと考えている要素」を一つに集約することを試みた。その結果今回の構築が完成した。

 

 

 

◆個別解説
 

ドラパルト@いのちのたま

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/まもる/そらをとぶ

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・ダイホロウ、ダイジェットによるビートダウンが強力なダイマエース。他のダイジェットを使うダイマエースと比較して一番の決め手はレジエレキに強い点、特にエレキネットによる干渉を受けないところ。

 

・龍の舞を採用した個体を使用していたが、トゲキッスやゴリランダーと横に並ぶのに時間差が発生し、これらが横に置ければ盤面が解決するというタイミングでダイマ権を切らないために守るを本採用した。

 

 

 

トゲキッス@ピントレンズ

マジカルシャイン/エアスラッシュ/まもる/このゆびとまれ


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・ゲーム進行によってトゲキッスをサポートに回すか、トゲキッスダイマして崩すのか、トゲキッスにダイジェットをのせて詰めるのか等を適宜選択する。

 

・ダイジェット込みでガブリアスまで抜かせる素早さを確保した個体を使用した。

 

どのルールでも手に馴染み活躍してくれる大好きなポケモンです。

 

 

 

ゴチルゼル@メンタルハーブ

さいみんじゅつ/てだすけ/トリックルーム/ねこだまし


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こちらも好きなポケモン、展開で主導権握れる系の性能、ゲームメイクから構築を組めるので好きすぎる。

 

エルフーン軸に切り返せるメンタルハーブトリックルームの採用。相手のトリックルームを返す動きもする。

 

・とにかくゴチルゼルを選出することが有効なマッチなのかどうかをまず最初に判断することが重要だと考えている。

相手のゴチルゼルに対するヘイトの高さも常に意識すると組み立てやすい。

 

・今回初めて催眠術を使った。命中率通りくらいの勝率になるな〜という感想だが、本来勝てない試合が拾える可能性が出てくるのと、相手のゴチルゼルを放置する動きにリスクが発生する点は(すなわち相手の手を狭めているので)評価ポイントだなと感じた。

 

 

 

レジエレキ@きあいのタスキ むじゃき(D下降補正)

10まんボルト/しんそく/まもる/エレキネット


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・前述の理由で採用したタスキレジエレキ。

 

神速はダイマドラパルトと非常に相性が良い。ダイホロウの恩恵を受けられ、タスキポケモンマンムーやウーラオス等、ドラパルトに強力な返しを成立させてくる相手は特に)を始めとした削り残しを処理仕切ることができる。

特にタスキで耐えている悪ウーラオスの不意打ちの上から倒せる点が良い。

 

 

 

水ウーラオス@バコウの実

すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/みきり


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・こちらも前述の理由で採用したバコウ水ウーラオス

 

ゴチルゼルの横、レジエレキの横、ドラパルトの横でそれぞれ違ったシナジーを持ち強力な駒となる。

ゴチルゼルウーラオスは、裏のエースを通すために特定のポケモンを処理する動きが取りやすい。

▶レジエレキウーラオスは言うまでもなく、エレキネットから攻め手が繋がり、低リソースで大きなダメージと相手の展開への圧力を生み出せる。

▶ドラパルトウーラオスは、ダイホロウによって対面しているポケモンとの、ダイジェットによって現在対面していない相手の裏にいるポケモンとの相性関係を有利にすることができる。

 

これらを意識すると攻めのプランが立てやすい。

 

 

 

ゴリランダー@きせきのタネ

グラススライダー/まもる/ウッドハンマー/ねこだまし


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ゴチルゼルと合わせて対面操作ができるとんぼ返りを元々採用していたが、水ウーラ→ゴリランダー等のようにつなぎたい場面はあれど、ゴリランダーから入って別ポケモンに繋ぐような動きは到底取れる構造になっていない(採用ポケモンの耐性の低さや、相手に無償でダイジェットを打たれることに対応しきれない)ので、この技構成に落ち着いた。

 

・レジエレキの神速、ウーラオスアクアジェット、ゴリランダーのグラススライダーと、非ダイマ運用のアタッカーポケモン3匹全てに先制技を搭載し、これらすべてがダイホロウの恩恵を受けられる物理技であるため、削り切る力と攻め手を繋ぐ力のあるパーティになった点が非常に良かった。

 

 

 

 

余談とか

・半分自分用のメモみたいな記事で、結果もパッとしないものではありますが目を通して下さった方はありがとうございました。

自分はランクマに苦手意識があるのでひとまずこの結果でも満足です。

次に取り組むときはこれよりも上の結果を出せると良いかなと思います。

 

 

・PJCS2021本戦の上位50名に、ロンドンで開催予定のWCS2022出場権が付与されることが、後出しで発表されました。

当初は20位以内に入れば決勝大会の権利を獲得できることしか発表されておらず、自分は最後レート1540から潜って2連敗で大会を終えてしまいました。

 

そしてその2戦で世界権利を失ってしまっていました。自分が弱いのが悪いので仕方のないことなのですが、もともと2019から世界大会出場を一番の目標にしてポケモンに取り組んだ来たので、本当に悔しいです。

 

後悔したまま終わらないように、一年間今までよりも質も量も上げて練習します。来年みんなと一緒にロンドンに行けるように

 

 

・というのは置いておいて、今年の日本一決定戦が近いですね!ついこの前竜王戦を見て、物凄く楽しかったですしモチベーションも貰えたので、やはり公式大会は良いなあ…と

応援しているプレイヤーも何人かいるので、現地観戦はできませんがとても楽しみです!!

 

 

 

 

 

 

◆すぺしゃる さんくす

・ランクマの取り組み方についていろんなアドバイスをくれたみんな

 

・月中から一緒にランクマ取り組んでくれたりんあっとかげろうさん

 

・月中持ってない個体(最遅ブリザポス)を貸してくれたふゆばれさん

 

・今月ランクマッチで対戦してくださった方々

 

ありがとうございました!!

 

 

展開阻止エレキサマヨ+ドラパルト【PJCS2021本戦使用構築】

 

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021

全国本戦に参加してきました。

昨年の全国大会で上位入賞した50名と(自分はこの枠)、今年の全国予選で上位入賞した100名の計150名のみが参加できる大会でした。

 

 

戦績

10勝10敗

最高レート:1540

最終レート:1501

 

✕○✕○○ ✕✕○✕✕

○✕○✕○ ○○○✕✕(1501)


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使用構築


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ドラパルト@弱点保険 

ゴーストダイブはがねのつばさそらをとぶ、まもる


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・構築のエースとしてドラパルトを採用、6匹目に決定した。

本来ポリゴン2入りのパーティーに対してドラパルトが自由に動かしにくいレギュレーションであるが、このパーティーの攻撃軸であるエレキサマヨウーラが相手のポリゴン2絡みの並びに強く出やすく、ドラパルトを通しやすい形であると判断して採用した。

 

サマヨール+レジエレキの並びからスタートして相手と切りあい、レジエレキの跡地にドラパルトを立てる動きをした際に即時に火力を出せる影打ち+弱点保険のギミックを採用。相手のレヒレムーンフォースなども合わせ弱点保険は発動機会が多く、多くの勝利に貢献してくれた。

 

・サブウェポンには、はがねのつばさを選択。目的としては

①保険ダイスチルでオーロンゲを倒しに行ける。

②非ダイマ時に1ターンでフェアリータイプに触りにいける技

の2点が主で、特に後者は横のウーラオスの縛り関係に影響しやすい要素だったので重宝した。

カプ・レヒレにダイスチルを乗せる動きも強く、ドラゴン技を切ってでも採用する価値があった。

 

・Sラインはレイスポスの上に設定し、残りの努力値は耐久に回した。これによりセキタンザンの保険メテオビームベースキョダイフンセキ+スリップダメージに余裕が持て、ダイウォールを読む行動を取れるようになった。

 

 

 

レジエレキ@いのちのたま

エレキボール、エレキネット、守る、10万ボルト


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・レジエレキ+ウーラオスの攻撃性能は言わずもがな、レジエレキ+サマヨールスタートで相手がダイマックスを想定してくれるような環境になったので、非ダイマ運用を基本にしてアドバンテージを取りに行くことを目指した。

 

サマヨールのお見通しと、手助けエレキボール・サイドチェンジエレキネットの2つの選択肢を合わせると相手の展開を間違えずに破壊しやすい。エースに保険ドラパルトを選択することで、「エレキを残さないと詰むポケモン」が少なくなり、エレキの行動の自由度を上げることができた。

 

・10万ボルトについては、かげうちと合わせてウーラオスを1ターン目から倒しに行くために、泣く泣くボルトチェンジを切って採用。この動きを決めるだけでドラパルトの通りが一気に良くなることが多い。

 

 

 

ブリザポス@ラムのみ

つららおとし、10まんばりき、インファイト、守る


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・相手のエレキを無視できない選出に対してサマヨールと並べてサマヨザポススタートし、トリルを止める動きを取らせながらサイドチェンジや手助けと合わせアドバンテージを取りに行く。

 

相手のブリザポスより先にインファイトを打つためにSを上げ、相手のコーバナスタートにレヒレを投げなくてすむようラムを持たせた。

 

エルフーン軸などを相手にする際も積極的に前から選出し、サマヨールを止める動きに1手かけさせながらブリザポスで撃墜し展開を防ぐ。

 

 

サマヨールしんかのきせき

かげうち、サイドチェンジ、ちょうはつ、てだすけ

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お見通しによるゲームメイクのしやすさをフルに活かせる形を考えこのような構成となった。

 

・レジエレキやウーラオスの横で、打点補佐・タスキ破壊の役割を担えるかげうち+てだすけの両採用、挑発による展開阻止を優先しトリルを切ったが問題なかった。

そもそもサマヨザポスレヒレに対してトリルを基本選択されず、選択できる相手は挑発で止めることができる。

 

・特にお見通しでオーロンゲのもちものがまんぷくおこう(こうこうのしっぽ)なのか、光の粘土なのかを見通すことで型の誤認が少なくなり、それぞれ挑発で止めに行ったり、てだすけエレキボールを打ちに行ったりとオーロンゲの処理がしやすい点が勝ちに繋がりやすかった。

 

 

 

カプ・レヒレ@たべのこし

だくりゅう、ムーンフォース、守る、めいそう


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・特に何の捻りもないが、ドラパで突破し切れない相手を詰める、コーバナの裏を詰める(特にコータス耐性)性能に期待して採用。

特筆すべき点はCをほとんど振らず、Sと耐久を優先したこと。

特にレヒレミラーや、瞑想を使って一見不利な対面を逆転する際に配分が活きる場面が多く、良い選択だったと感じる。

 

 

 

ウーラオスきあいのタスキ

あんこくきょうだ、インファイト、みきり、ふいうち


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・このルールのメタグロスが強く、このポケモンなしで勝てる気がしなかったのでエレキウーラ軸を選択した。

 

・ドラパルトともレジエレキとも相性が良い。文句なしの性能だった。

 

 

 

反省点

・レジエレキが通らないポケモン+ブリザポスでダイマを切るとリソース負けするポケモンの並びの選出択!!

グロスランドレヒレゴリランダーみたいなのが本当になかなか勝ちにならなくて苦しかった……

 

・今回は対戦数の下限があり、再戦が普通に発生すると考えてBO1特化になりすぎないことを意識して構築した。

しかしそれゆえ一発勝負で相手に勝ち切るという意志が薄い構築に仕上がってしまったかもしれない。言語化が難しい感覚だが、パーティーの殺意のようなものが、自分が結果を出せているときと比べて低かったかもしれない。

 

・ルールに対する理解が浅く(しようと努めたつもりだったが結局あまり本質が見えなかった)、構築選択も微妙だったかもしれない。

練習段階で触った構築タイプが少なすぎたかもしれない(それが原因で本質が見えなかった?)

 

・大会中プレイングミスで落とした試合もあった。2連敗までしかしなかったことは褒められるが、連勝もできなかった。「連勝できる形」みたいなものをもっと模索するべきだったし、ルールが変わっても、そのルールにおいて連勝を実現しうる要素みたいなものを探す癖をつけたい。今年はそれができなかった。

 

 

ありがとう

・練習つきあってくれたみんな

特にらきさん、スボミーさん、こなさま

・個体調達たすけてくれたみんな

特にカンザキさん(けいけんアメ集めまでつきあってくれた)

 

 

来年は世界大会があるかもしれないので、なんとしてもリベンジします。

また1から頑張るつもりで!まずは今回抜けた方々の最終決勝を楽しみにしながら、自分もしっかり強くなれるようにもっと考えようと思います!

今年の取り組みは何が悪かったのか、まだ自分なりに答えが得られてないのでまずはそこから……

 

 

お疲れさまでした!!!悔しい〜〜!!!

 

 

 

 

おまけ

ギリギリまで使おうか迷っていたパーティー

ダイマドラパテラキ+2エース


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・相手に叩きテラキと、叩き偽装のドラパダイマの二択を迫り、それらを止める動きに対して両非ダイマでアドバンテージを取り、

ダイマ物理テッカグヤ(意識外のダイアースが通しやすい)orダイマレジエレキを通しに行くことをコンセプトにしたパーティー

 

・展開技で抑えに来る相手にはテラキオンのタスキ挑発

・非ダイマで切り合う意志の相手にはハチマキドラゴンアロー+タスキテラキオン

ダイマ権を使ってドラパルトダイマまで抑えに来ている相手にはハチマキゴーストダイブ

がそれぞれ有効に働き、わかりやすくアドバンテージを取りやすい。

 

自分はガエン引きなどから展開することもでき、選択肢の多さで有利を取りやすい構造になっている。

 

・結局ポリゴン2の枠が全然煮詰められず、軸としての手応えはあったものの仕上げきることができず使用を諦めた。

こういうときこそ誰かに構築相談すればよかったなあと少し後悔

 

 

おしまい

 

ソル1軸コントロール【バトルレジェンド使用構築】

 

時間が足りなくて27戦しか消化出来ませんでした!!!!(泣)(泣)
 


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◆戦績


22勝5敗 最終レート:1756 73位


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なんともパッとしない結果………

 

○○○○○ ○✕○✕○

○○○○○ ○✕○○○

○○○✕✕ ○○

 

 

◆反省点


ソルガレオに陽気ミントと王冠使ってない。


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さすがに致命的すぎ………

 

もっとこの大会に時間を確保するべきだった。

構築の大枠は金曜時点で完成していたので、育成をもっと早くするべきでした。潜り始めも、もっと早く始めるべきでした。結果18戦も消化できずじまいでした……

 

・対マギアナの組み立て方が下手だった。

練習不足。もともとの剣盾ダブルにこういう性能のポケモンがいなかったので応用が出来ませんでした。

 

・タイムリミットが迫るとプレイングが荒れる。

イムリミット(月曜朝家を出なければいけない時間)まであと一時間しかない!となっていきなり勝ち試合を2連続で詰め間違えて落としました。アホすぎ。もっと余裕を持ちましょう。

 

 

◆構築経緯

以下常態です。


・周りにちょっと遅れてバトルレジェンドを考え始めたところ、てるるんが「地ならしドリュウズ+保険ソルガレオの案をくれた。

 

・これについて、スボミーさんにサンプル構築案をもらった。

ソルガレオ@保険

ドリュウズ@スカーフ

バンギラス@タスキ

ガオガエン@ゴーグル

モロバレル@オッカ

ファイアロー@イトケ

 

 

練習の大会等でこれを使い、ソルガレオがめちゃくちゃ強い(もう最初からこればかり言ってた)ことが分かるも、ドリュウズによるスカーフ地ならし+弱点保険のギミックはいまいち通しにくいことが判明。

(初手で展開したいギミックにも関わらず猫+地ならしを要求されるポケモンを並べられるだけで成立しない、これを容易に成立させられる構築が多い)

 

・そこで、ソルガレオでの勝ち筋組み立てが非常に分かりやすいことを活かし、一般ポケモンによるサポートを中心とした、ソルガレオ軸のコントロール構築を組むことに。

 

・これを踏まえてスボミーさんが組み直したパーティー

ソルガレオ@珠

バンギラス@オボン

ウーラオス@タスキ

ガオガエン@ゴーグル

モロバレル@オッカ

ファイアロー@イトケ

 

これをもとにして、自分が展開を組み立てやすいポケモンや型を再選択していき完成。

 

バンギラスモロバレルの枠や型に特に疑問を感じ、バンギラスはヨプの実、モロバレルトゲキッスに変更。

 

特に原型でモロバレルが採用されていた枠をキッスに変更したのがかなり革新的で、一気に自分の使いやすい形になったと感じた。

 

 

 

◆個別解説
 

 

ソルガレオ@命の珠 陽気ASのつもりがやんちゃ 平均以上の能力……

メテオドライブ地震ワイルドボルト、守る


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・基本的にこのポケモンをどうやって通すか このポケモンで盤面を制圧するためにどう手順を組めば良いか を考えるとおのずと選出とプランが定まってくる。

 

ダイアース→ザシアン、ガオガエンコータス等への打点として必須。最も選択する技。かつ、ヨプバンギラスやHDアローの横で打つことで盤面を制圧していく。

 

ダイサンダー→範囲確保と催眠対策を兼ねる非常に優秀なサブウェポン。

 

 

 



バンギラス@ヨプ 意地HB基調

いわなだれイカサマ、電磁波、守る


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ソルガレオを使う上で、まず相手のリザードン入りに対して勝ちに行けるようバンギラスの採用を最初に決めた。

その上で、「非ダイマで行動保証のある」「起点にならない」バンギラスの採用が望ましいことに気づき、(タスキはウーラオスに回ったため)ヨプでの採用となった。

 

特にコータスのボディプレスに対して動かせるのがめちゃくちゃ強かった。

 

・ウーラオスインファイトをヨプ込み確定耐えのラインまでHBを振った。

 

 

 



ファイアロー@イトケ 陽気HDベース

ブレイブバード、おいかぜ、鬼火、守る


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ソルガレオを特定の相手(主にリザードン、ザシアン、キングドラ等)の上から動かすためのファイアローを採用。

 

・リザの上から追い風できる最低限のSを確保し、残りは耐久に回すことで、鬼火でソルガレオを立てやすい盤面を作ったり、ほぼ必ずファイアローを選出することになる対雨において非ダイマ技を耐えてターンを稼ぐことができる。(ここまでスボミーさんの受け売り)

特にこの手の相手に対しては、相手の攻め手を凌ぐにあたって残数を残すことが非常に大きな意味を持ってくるので、直感的にその恩恵は分かりにくいかもしれないが実際イトケHDは非常に有意義である(と解釈した)。

 

全体的に多く守るを採用しているのも、これが理由である。(ソルガレオを使う上でこの手の切り返し方をしなければならない相手が一定数存在することは分かっていたため、そのような構成となった)

 

 

 

 

トゲキッス@リリバ 図太いHBベース

マジカルシャイン、この指、サイチェン、手助け


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・原型ではモロバレルが採用されていた枠。この枠が担っていた役割は

①相手のトリックルームを凌ぐ

ソルガレオを守って制圧できる盤面を増やす

の2つだと感じていたが、モロバレルは特にトリックルーム構築にはしっかりとマークされており、伝説戦のパワー下においては汎用性もあまり高くなく(対スタンでの選出率が低い)、ソルガレオを守りたい相手である悪ウーラオスから良いダメージをもらってしまうことが気になっていた。

そこでこれらをクリアできるトゲキッスを採用。更に、ソルガレオほどの高耐久ポケモンを守るのであれば、指や粉ではなくサイドチェンジであるほうが2匹とも盤面に残る場面が多いと考え、サイドチェンジこの指とまれを同時採用した。

 

・このポケモンの選択はかなり当たりで、この枠が通常選出に簡単に絡めるようになったために選出や組み立ての柔軟性が一気に広がった。

 

 

 

 

ガオガエンぼうじんゴーグル 意地HDベース

フレドラ、猫騙し、守る、捨て台詞


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・今年の全国で使ってから守るガエンがお気に入りだったのでそのまま採用、特にこのルールにおいても(ソルガレオを採用していることもあり、前述のような理由で)守るが強かった。

 

・ゴーグルは不要だった。事前考察不足……

 

 

 

 

ウーラオス悪@きあいのタスキ 陽気AS

あんこくきょうだ、インファイト、みきり、ふいうち

 

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・主にソルガレオが手が出にくい範囲を、非ダイマでゴリ押しできる点がパーティーに噛み合っていた。

特にソルガレオが前においてダイマックスでビートダウンしにいくことも、後発で盤面を整えてからダイマックスで制圧しに行くこともできる性能をもっているため、同様に先発においても、後発に置いて詰めに使っても強いウーラオスは選出の噛み合いが良かった。

 

 

 

 

◆感想


・思った以上に伝説戦というよりは、剣盾ダブルに近かった(のでゲームメイクはやりやすかった)

 

・めちゃくちゃ楽しかったけど、やっぱり消化しきれなかったのは心残り。最後まで消化できてればどこまで行けてたかと思うと少し残念…

でもめちゃくちゃ楽しかった!!!強いパーティー握れてるときのポケモンは楽しい!!

 

・対戦期間だけでなく準備期間も結構忙しくて、1から考える時間がなかったので、パーティーの原型をくれたスボミーさんには感謝!おかげでこのルール楽しめたよ!!

 

・結果は出てないけど、たまにはこういうルールもいいなと思った!冠の雪原がリリースされたらもっと頑張ります!!

 

 

 

おしまい😂 

 

 

マリドラパ滅び詰め【日本一決定戦本戦24位】

 

◆戦績

最終・最高レート:1556 24位

PJCS2021 本戦権利獲得!!

 

 

 


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◆構築経緯

・現環境において、「相手の後発ゴリランダー・ガオガエンに対してしっかり詰められる勝ち筋が強い」という考えのもと、ここから構築をスタートした。

 

ローテーションバトルをやっていたころ、ビートダウン+滅びによるゲームメイクが得意な戦法だったこともあり、これを満たせる滅び草食マリルリによる詰めを中心に組むことに。

 

・先発ダイマとの相性が良いことはすぐに分かったため、相手を2匹倒しきれるパワーの高い先発ダイマ+後発マリルリを基本に組み始めた。

本来先発ダイマは相手の後攻ダイマによる切り返しに捲られないように、倒す相手を考えたりとゲームメイクががシビアになりがちだが、ダイマックスに対してHPを削る必要のない詰めが実現できる滅びは、純粋に「削らなければいけないHPの差」で圧倒的に後攻ダイマ切り返しに有利が取れているので、先発ダイマと相性が良いと考えた。

 

・パワーを出す並びとしてダイマドラパルト+タスキ挑発テラキオンを採用。

相手が型を誤認するとそのままゲームエンドまでもっていけるスペックと、「本来考えなければならない、通常ポケモンで回し耐えてダイマで切り返し」という相手に対して滅びでの詰めが有効であるため、2匹倒すことに特化した動かし方ができて手が広くなることから採用を決めた。

 

マリルリが一方的に終盤の相手のガエンゴリランダーに対しても詰められるので、こちらは後半のゲームメイクを意識した型(守るの採用等)のガオガエン・ゴリランダーを採用。ドラパルトのりゅうのまいと合わせて採用して、コーバナに対する手も広くした。

 

・ラストの枠はサマヨールヒヒダルマ、ジュラルドンなど色々試したが、

①相手のジュラルドンに弱くなりすぎない(手が出るとなお良い)

②この枠で別のゲームプランを組み込めると良い

マリルリの型の都合、キングドラなどが苦しくなったので解決したい

等を考え、トゲキッスを採用した。

 

 

◆個別解説


・ドラパルト@ラムのみ

ゴーストダイブ、ドラゴンアロー、そらをとぶりゅうのまい


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・コーバナに有利をとれるラム。これがないと嫉妬コータスやあくびコータス、粉バナに対してのびのびとした選択ができず2匹倒しきれないので必要。事故らないのでとても強かった。

舞はドラパルトの圧力を高める、ダイマ切らずにバナを抜く、ミラーでキッスドラパスタートして解決、ダイウォール など様々な用途がある。

 

 

 

テラキオン@きあいのタスキ

いわなだれインファイトストーンエッジ、挑発


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・純粋にダイマパルト+タスキテラキが強い にも関わらず相手が叩きと誤認して間違えた手を打ってくれる可能性もあるので、この並びは崩さずに採用。

 

・しかし、相手もトゲキッスを使って指せずダイマなど、決め打ちをしてくるプレイヤーも多くいる。実はこちら視点ではホロウ+雪崩ではダイマキッスが落とせないのでかなり苦しい。

対戦数を積むうちに、相手のキッスの横のポケモンを見ると、指で展開止めて切り返しに来てるのか、キッスで打ち取りに来てるのかが分かりやすいことに気づき、それならとストーンエッジを採用。ホロウ+エッジならダイマキッスを倒すことができ(HCダイマキッスが超高乱数、それ以上耐久に回している個体はピントレンズを持っておらず切り返しが成立しないと判断しています)、決まればその時点でほぼ勝ち。ストーンエッジは外れる可能性があるが、今回の大会形式を考えて思い切って採用した。

本戦ではキッスに打つ場面はなかったが、練習では有効に働き感触が良かった。

 

 

 

トゲキッス@ピントレンズ きょううん

マジカルシャインエアスラッシュこの指とまれ、守る


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・前述の理由で、最後に採用。キッスパルトの形を取れるようになり、マリルリが有効に働かなさそうな相手に対しても、マリルリで詰めるときにも(指で)活躍をしてくれた。

 

・急所はあまり引けなかった。

 

 

 

マリルリ@オボンのみ そうしょく

ほろびのうた、アクアジェット、守る、歌う

生意気 最遅個体 

H-Dライン:控えめバナの珠アシッド確定耐え


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・今回、勝負に勝ちに行った枠。そして本大会でのMVPでもある。殆どの試合で選出し、勝ち試合の半分以上滅びで勝った。(もともとそういう構築をした)

 

・そうしょくでの採用は読まれにくい並びに仕上がったようで、ベンタツや胞子に後出ししたり、相手のゴリランダーに対して終盤で手損させて勝つ場面が何度も見られた。

 

・歌うは負け試合をひっくり返すために採用。ドラパテラキがうまく通らなくて相手に3匹残されたままマリルリが引けなくなったとき、歌うでワンチャンを掴みに行く。滅びの歌とも非常に相性が良い。

この技も今回の大会形式だからこその採用、この技で明確に逆転した試合もあり、命中率通りくらいには当たってくれたので正解だった。

 

・攻撃技は迷ったが、素直にタスキで残った相手などを自分で落としきって相手の数を減らせるアクアジェットにした。

 

 

 

ガオガエン@イアのみ

フレアドライブねこだまし、守る、捨てゼリフ


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滅びの歌と相性の良い守るを採用。読まれにくく、それ以外の場面でも非常に有効だった。ドラパテラキ+ガエンマリルリといった選出をして滅びで詰めるというのが基本の動きの一つだったが、この筋をとるときにガエンの守るの有無がものすごく活きてくる。

 

・このポケモンが相手のフシギバナを倒せることで、ラムドラパテラキ裏ガエンがかなりコーバナに有効な形になるので、フレアドライブを優先的に採用した。

 

 

 

・ゴリランダー@いのちのたま

グラススライダー、10万馬力、ねこだまし、守る


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・ドラパテラキが苦しい水ダイマを前から立てられるとマリルリでも詰められなくなるので採用せざるを得なかった。

 

・命の珠が余っていたので、スライダーでバンギやラプラスにかける圧力を意識して持たせた。

滅びの歌と相性がよいねこだまし・守るを採用できる点も非常に良かった。

 

・技の最後の枠はとんぼ返りにしていたが、ゴリランダーを選出するときにあまり有効に働く場面が多くないことに気づき変更。

はじめは滅びと相性の良い(自らのSを落とせる)アームハンマーでガエンへの打点としていたが、そもそもこの構築においてガエンを攻撃技で倒すこと自体が手損でありジバコイルに手が出るようになる10万馬力を本採用した

 

 

 

◆全体として


・勝ちルートがすぐに分かりやすく、「どの技で相手のどのポケモンを倒すと有効」「この技でこのポケモンに触ってしまうことは手損」というのが明確で(ローテーションバトルで滅びをつかっていた過去の経験が活きたかもしれない)、とにかく自身持ってゲームメイクしていけるところが良かった。

 

・ランクマッチでの練習では2ロム合わせて8割以上勝てていたが、本番はかなり厳しい戦いが多く、17戦してギリギリ……

序盤時間切れや運の下振れに苦しめられ一時1400台前半まで下がったものの、後半は落ち着いてプレイしていけたり、強い人とのマッチで急所を引くことができて9-1でフィニッシュできた。

 

・VGC2020はこれでおしまい。何はともあれ結果が出たことが本当に嬉しい、去年できなかったことが出来たのが嬉しい。

 

・構築の細部の形や、立ち回りを組むのにおいて、一緒にVGC2020をやってきたみんなの立ち回りとか構築の要素とか参考にしまくった。

特に対コーバナは、みんながコーバナの練度高かったおかげで、こっちも相手するときに厳しい手を打てるようになって、苦手意識もだいぶ解消できた。

今年も一緒にVGCやって僕をここまで引っ張り上げてくれたみんなに感謝しかない。本当にありがとう。

 

 

◆すぺしゃる さんくす 

・構築の方針(「ガエンゴリラを詰められる軸が強い」という考え)→さしすさん

・ドラパテラキの形の参考→スボミーさん

・対コーバナの立ち回り→スボミーさん、らきさん

・個体調達で助けてくれた→りんあっとかげろうさん、カンザキさん

 

 

 

 

PJCS2021全国も頑張ります!!ロンドン行くぞ!!!!!!!


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VGC2020お疲れ様でした。ありがとうございました。