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展開阻止エレキサマヨ+ドラパルト【PJCS2021本戦使用構築】

 

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021

全国本戦に参加してきました。

昨年の全国大会で上位入賞した50名と(自分はこの枠)、今年の全国予選で上位入賞した100名の計150名のみが参加できる大会でした。

 

 

戦績

10勝10敗

最高レート:1540

最終レート:1501

 

✕○✕○○ ✕✕○✕✕

○✕○✕○ ○○○✕✕(1501)


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使用構築


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ドラパルト@弱点保険 

ゴーストダイブはがねのつばさそらをとぶ、まもる


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・構築のエースとしてドラパルトを採用、6匹目に決定した。

本来ポリゴン2入りのパーティーに対してドラパルトが自由に動かしにくいレギュレーションであるが、このパーティーの攻撃軸であるエレキサマヨウーラが相手のポリゴン2絡みの並びに強く出やすく、ドラパルトを通しやすい形であると判断して採用した。

 

サマヨール+レジエレキの並びからスタートして相手と切りあい、レジエレキの跡地にドラパルトを立てる動きをした際に即時に火力を出せる影打ち+弱点保険のギミックを採用。相手のレヒレムーンフォースなども合わせ弱点保険は発動機会が多く、多くの勝利に貢献してくれた。

 

・サブウェポンには、はがねのつばさを選択。目的としては

①保険ダイスチルでオーロンゲを倒しに行ける。

②非ダイマ時に1ターンでフェアリータイプに触りにいける技

の2点が主で、特に後者は横のウーラオスの縛り関係に影響しやすい要素だったので重宝した。

カプ・レヒレにダイスチルを乗せる動きも強く、ドラゴン技を切ってでも採用する価値があった。

 

・Sラインはレイスポスの上に設定し、残りの努力値は耐久に回した。これによりセキタンザンの保険メテオビームベースキョダイフンセキ+スリップダメージに余裕が持て、ダイウォールを読む行動を取れるようになった。

 

 

 

レジエレキ@いのちのたま

エレキボール、エレキネット、守る、10万ボルト


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・レジエレキ+ウーラオスの攻撃性能は言わずもがな、レジエレキ+サマヨールスタートで相手がダイマックスを想定してくれるような環境になったので、非ダイマ運用を基本にしてアドバンテージを取りに行くことを目指した。

 

サマヨールのお見通しと、手助けエレキボール・サイドチェンジエレキネットの2つの選択肢を合わせると相手の展開を間違えずに破壊しやすい。エースに保険ドラパルトを選択することで、「エレキを残さないと詰むポケモン」が少なくなり、エレキの行動の自由度を上げることができた。

 

・10万ボルトについては、かげうちと合わせてウーラオスを1ターン目から倒しに行くために、泣く泣くボルトチェンジを切って採用。この動きを決めるだけでドラパルトの通りが一気に良くなることが多い。

 

 

 

ブリザポス@ラムのみ

つららおとし、10まんばりき、インファイト、守る


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・相手のエレキを無視できない選出に対してサマヨールと並べてサマヨザポススタートし、トリルを止める動きを取らせながらサイドチェンジや手助けと合わせアドバンテージを取りに行く。

 

相手のブリザポスより先にインファイトを打つためにSを上げ、相手のコーバナスタートにレヒレを投げなくてすむようラムを持たせた。

 

エルフーン軸などを相手にする際も積極的に前から選出し、サマヨールを止める動きに1手かけさせながらブリザポスで撃墜し展開を防ぐ。

 

 

サマヨールしんかのきせき

かげうち、サイドチェンジ、ちょうはつ、てだすけ

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お見通しによるゲームメイクのしやすさをフルに活かせる形を考えこのような構成となった。

 

・レジエレキやウーラオスの横で、打点補佐・タスキ破壊の役割を担えるかげうち+てだすけの両採用、挑発による展開阻止を優先しトリルを切ったが問題なかった。

そもそもサマヨザポスレヒレに対してトリルを基本選択されず、選択できる相手は挑発で止めることができる。

 

・特にお見通しでオーロンゲのもちものがまんぷくおこう(こうこうのしっぽ)なのか、光の粘土なのかを見通すことで型の誤認が少なくなり、それぞれ挑発で止めに行ったり、てだすけエレキボールを打ちに行ったりとオーロンゲの処理がしやすい点が勝ちに繋がりやすかった。

 

 

 

カプ・レヒレ@たべのこし

だくりゅう、ムーンフォース、守る、めいそう


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・特に何の捻りもないが、ドラパで突破し切れない相手を詰める、コーバナの裏を詰める(特にコータス耐性)性能に期待して採用。

特筆すべき点はCをほとんど振らず、Sと耐久を優先したこと。

特にレヒレミラーや、瞑想を使って一見不利な対面を逆転する際に配分が活きる場面が多く、良い選択だったと感じる。

 

 

 

ウーラオスきあいのタスキ

あんこくきょうだ、インファイト、みきり、ふいうち


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・このルールのメタグロスが強く、このポケモンなしで勝てる気がしなかったのでエレキウーラ軸を選択した。

 

・ドラパルトともレジエレキとも相性が良い。文句なしの性能だった。

 

 

 

反省点

・レジエレキが通らないポケモン+ブリザポスでダイマを切るとリソース負けするポケモンの並びの選出択!!

グロスランドレヒレゴリランダーみたいなのが本当になかなか勝ちにならなくて苦しかった……

 

・今回は対戦数の下限があり、再戦が普通に発生すると考えてBO1特化になりすぎないことを意識して構築した。

しかしそれゆえ一発勝負で相手に勝ち切るという意志が薄い構築に仕上がってしまったかもしれない。言語化が難しい感覚だが、パーティーの殺意のようなものが、自分が結果を出せているときと比べて低かったかもしれない。

 

・ルールに対する理解が浅く(しようと努めたつもりだったが結局あまり本質が見えなかった)、構築選択も微妙だったかもしれない。

練習段階で触った構築タイプが少なすぎたかもしれない(それが原因で本質が見えなかった?)

 

・大会中プレイングミスで落とした試合もあった。2連敗までしかしなかったことは褒められるが、連勝もできなかった。「連勝できる形」みたいなものをもっと模索するべきだったし、ルールが変わっても、そのルールにおいて連勝を実現しうる要素みたいなものを探す癖をつけたい。今年はそれができなかった。

 

 

ありがとう

・練習つきあってくれたみんな

特にらきさん、スボミーさん、こなさま

・個体調達たすけてくれたみんな

特にカンザキさん(けいけんアメ集めまでつきあってくれた)

 

 

来年は世界大会があるかもしれないので、なんとしてもリベンジします。

また1から頑張るつもりで!まずは今回抜けた方々の最終決勝を楽しみにしながら、自分もしっかり強くなれるようにもっと考えようと思います!

今年の取り組みは何が悪かったのか、まだ自分なりに答えが得られてないのでまずはそこから……

 

 

お疲れさまでした!!!悔しい〜〜!!!

 

 

 

 

おまけ

ギリギリまで使おうか迷っていたパーティー

ダイマドラパテラキ+2エース


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・相手に叩きテラキと、叩き偽装のドラパダイマの二択を迫り、それらを止める動きに対して両非ダイマでアドバンテージを取り、

ダイマ物理テッカグヤ(意識外のダイアースが通しやすい)orダイマレジエレキを通しに行くことをコンセプトにしたパーティー

 

・展開技で抑えに来る相手にはテラキオンのタスキ挑発

・非ダイマで切り合う意志の相手にはハチマキドラゴンアロー+タスキテラキオン

ダイマ権を使ってドラパルトダイマまで抑えに来ている相手にはハチマキゴーストダイブ

がそれぞれ有効に働き、わかりやすくアドバンテージを取りやすい。

 

自分はガエン引きなどから展開することもでき、選択肢の多さで有利を取りやすい構造になっている。

 

・結局ポリゴン2の枠が全然煮詰められず、軸としての手応えはあったものの仕上げきることができず使用を諦めた。

こういうときこそ誰かに構築相談すればよかったなあと少し後悔

 

 

おしまい