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風ストリンダーパルト【INC April最終1847/8位】

この記事の文章の大半は2020年4月13日に書きました。

(そのため、一部表記が当時の環境に即したものになっています)

 

 

◆戦績

INC April

33勝 10敗 最高/最終レート1847 8位

2日目13-7

3日目(+4日目)20-3

 


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◆構築経緯

まず先に断っておきますと、かなり似たパーティーで同じAprilで結果を出されていた方がいらっしゃいましたが、私はINC時点でその方のことを全く知りませんでしたし(私もびっくりしました)、共有構築とかそういった類のものではありません。

 

以下常体での記述

 

 


・INC一週間前の段階で、いわゆるカエールパと呼ばれる並びを原型にした派生構築(ミロ↔アシレーヌラプラスだったり、ウイン↔ガエンだったり)がかなり増えていたので、これらに強い軸を選択することを一番に考えた。

そもそもこの6匹はINC Feb.で自分自身が使用した構築でもあり、その際にかなりの数の検証と練習をしていたため、されると厳しいことや倒し方を相手以上に分かっている自信があった。

これを活かした崩しの視点から軸を考えていった。

 

・環境は前述の形の他に、ドラパルトを中心にバンギラストゲキッスで組んだ構築は以前より減ってきているものの一定数存在、加えてリザードンを軸としたパーティーも強力で存在するという認識。

 

・そこで今回はこれらに対して通りの良いメガネストリンダーを押し付けて勝ち切るパーティーを組むことにした。

意識した形は、

サポート+対応範囲の広いタスキアタッカー、裏にストリンダー+ストリンダーの攻撃補助が可能なダイマックス

という形。

ダイマと非ダイマポケモンの両方を攻撃的にで使いたいときに、最も使いやすいと自分が考えているこの構造で、一気に攻めきる動きを目指した。

 

・ストリンダーを使う上で、まず最初に採用を決めたのはサポート枠のエルフーン。追い風なしでこのポケモンを通す方法を思いつかず、かつ環境にエルフーンが減ってきていたため使いやすいと判断して採用を決めた。

 

ダイマックス枠には最も信用しており、かつダイジェットダイアークでストリンダーの性能を一気に上げられる型のドラパルトを決定し、この3枠を固定して試行錯誤を進めた。

 

・炎打点はタスキ枠をシャンデラにすることで広い対応範囲を持ちながら確保し、低速構築に一方的に強く出ることができるミロカロス+アイアント(これは練習段階でこの2匹に目をつけ考察を進めていた、てるるんの構築を参考にした!)で、ストリンダーを通しにくいバンドリ系統を同時にクリアする形で完成した。

(実際はそこに至るまで色々な迷走がありましたがそのあたりは割愛で… 一時期ネギガナイトとか使ってました笑)

 

 

 

 

 

◆使用ポケモン
 
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ドラパルト@弱点保険 

意地H244 A252 S12

ドラゴンアロー、ゴーストダイブそらをとぶ、ふいうち

 

基本追い風から展開しに行くのでSは最低限とって耐久に振ったほうが強いと判断した。

 

追い風ターンが足りないとき、横のストリンダーに上からオーバードライブを打たせる必要があるときのためのダイジェット、相手を削りながらオーバードライブで落とし切る範囲を大きく広げてくれたり、本来止められがちなイエッサン+αにも強く出られるダイアークを採用した。 

 

Dデバフ+オーバードライブは非常に強力で、嘘泣きを置いておけないバンギラスガオガエンが絡んだ並びに対しても強引に2匹同時突破を成立させたり、相手からの返しが弱いポケモンナットレイ等)の強引な突破を可能にしたりと、使用機会は多かった。

 

 

 


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アイアント@命の珠

陽気AS252 H4

アイアンヘッドであいがしら、じだんだ、かみくだく

 

2匹目の後発ダイマックスエース

相手の選出にかける圧力が強力であり、かつ相手のバンギラスドリュウズを始めとしたストリンダーを通しにくい相手に一方的に強く出られるエースだと判断して採用。 

 

また、とぐろミロカロスとセットで採用することでミロアントによる対物理性能や速度の遅いパーティーに対する強力な勝ち筋を追うことができるようにした。

 

技には、シャインで削ったドラパルトを耐久振りでも倒しきれ、オーバードライブの火力を上げられるダイアークを採用。

先述の通り、後発ダイアーク+オーバードライブが強力なため、どちらのダイマックスエースを選出してもこの動きが取れるようにした。

 

ただ、INC本番でのアイアント採用はこのパーティーの反省点でもあった。予期せぬところからとんでくる炎技で倒されてしまったときのアドバンテージロスが激しく、相手とのレート差があるマッチでこれが発生してしまうと、対戦数に制限のあるINCでは痛手となってしまう。(実際に今回は1400台、1500台のダイバーンホルードに負けており、1600帯で足踏みしてしまった。後半はほとんどアイアントを選出せず、ドラパルトでゲームを組み立てた。

次回以降、パーティーを組むうえでこう言った部分にも気を向ける必要があることに気づくことができた。(ランクマは何回でも負けられるので、あまり気になっていませんでした……)

 

 


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ミロカロス@オボンのみ

控えめ H252 B204 C4 D4 S44

だくりゅう とぐろをまく さいみんじゅつ じこさいせい

 

はじめは、エルフーンを使う以上、前にガエンを選出されることが大きな展開の障害になるため、そのパターンを牽制するために採用した。

 

以前とは異なりミロカロスというポケモンの強さが十分に認知されたので、前にガオガエンを置くことくらいは牽制できると踏んだ。(その結果裏にガエンを温存されダイマ切られて誰も突破できなくて負けた)

 

自己再生まで採用するとさすがの性能だった。相手のダイマターンを枯らす用途もあり、繰り返していくとミロ側が負けるな〜みたいな再生連打も普通にした。

 

Sは追い風でドラパルトの上に設定。初手で追い風+とぐろからスタートして相手の物理技を耐えつつ、催眠を上から振りながらシャインで削ってターン稼ぎ、前倒れたら一気に裏のパルトアントを通したり、エルフから落とされたらアントでミロにバフ乗せて再生から詰めに切り替えたりという使い方をした。

 

ミロカロスダイマ技のバフを乗せる動きは非常に強力で、詰めのサポートと、自身が詰めの駒になることの両方を臨機応変に選択できる。

 

 

 


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エルフーン@バコウのみ

臆病 CS252 H4

マジカルシャイン、おいかぜ、ちょうはつ、うそなき

 

マジカルシャインがめちゃくちゃ強かった。

 

オーバードライブもそうだが特殊全体技の強さを改めて実感した。打つときは相手のバンギの保険を押して良いタイミングなのかどうかを意識した。

 

初期にエルフーンを使っていたときはエルフーンミラーが頻発してしょうもない試合が多く、ミラーを考慮しはじめると本来の性能が存分に発揮できないと感じていた。しかし、エルフーンが減ってきている今こそ、フルに活躍させてあげられるのではないかと考え、採用を決めた。

 

うそなきは、ナットレイをオーバードライブで突破するときや、相手のトゲキッスダイマだったときのケア(裏から投げたストリンダーでワンパンできるように)などで使った。

 

 

 


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ストリンダー@こだわりメガネ

控えめCS252 H4

オーバードライブ ヘドロばくだん ハイパーボイス ボルトチェンジ

 

INC中はオーバードライブ以外の技を一度も使用しなかった(確か)。もちろんキョダイマックスも一度もしていない。

 

とにかくパンクロックメガネオーバードライブの、唯一無二の性能だけを買って採用した。 

自分自身ミロサマヨ、アシレサマヨはかなり早い段階で回していて、目をつぶりながらも「ストリンダーは正直勝てないだろ」と感じていた。そんな矢先に環境にミロサマヨやアシレサマヨが増えてきたので、なら使うかとなったポケモン

 

使うときに意識したことは、

①先に相手の地面タイプを倒しておくこと

②(アーク+)ストリンダー圏内に入れた相手に無駄な手数をかけないこと 

の2つ

 

レート1700〜はあからさまにストリンダーが刺さっている構築とのマッチが増えて、後半20戦の戦績が18-2であることからもそれが伺える。

 

 

 


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シャンデラ@きあいのタスキ

控えめCS252 H4

ねっぷう シャドーボール エナジーボール サイドチェンジ

 

めっっっっっちゃ強い!!!!!間違いなくMVP シャンデラ大好きになった。

 

ダイマキッスとかダイマリザードンの前でアイアントシャンデラでサイドチェンジするとすごいことがおこる

 

全部の技が強かった。エルフーンとあわせてミミッキュ始動の展開もとまる、(風+シャドボがあるので)相手のドラパルトにはダイマか引きを強制し、ダイマで耐えてもストリンダーとエルフのシャインでゴリ押せるラインに

 

キッスと並んでいても、相手はシャンデラから触りに来るのでタスキで耐えてシャインで削りながらダイマターン消費して切り替えしたり 

 

ミロを意識して出てきたミトムや、ストリンダーが通しにくいトリトドンドサイドンドリュウズあたりに軒並み打点を持て、シャンデラより遅い初手にはいきなり嘘泣きシャドボや嘘泣きねっぷうから攻め立てることもできる。とにかく使用感が良かった。

 

 

 

◆基本選出


エルフーンシャンデラ(ストリンダー、アイアントorドラパルト)

エルフーンミロカロス(ストリンダー、アイアントorドラパルト)

アイアントミロカロスエルフーン、ストリンダーorシャンデラ

 

 

 

 

 

 

 

◆おわりに


・構築の完成度がめっちゃ高いわけではないけど、環境に合ってる軸の選択と組み方ができたのが結果に繋がったのかなーと思う。

自分はもしかしたら環境メタを中心にしたビートダウンの構築が得意なのかもしれないと、この2回のINCで思った。

(まだまだVGC初心者なので、自分が得意なスタイルや、自分の強さを最大限に出せる形?みたいなのをもっと模索・確立できるといいなーって思ってます。)

 

・最終日朝8:00〜  1835で24位→32位まで落ちてもう一戦 1847になったとき7位

 

・前回に続いて今回もボーダーに入れたのはかなり嬉しい。1回切りで終わらずに済んだ。そしてもっと構築力も上げたいなと思った。あとはやっぱりみんなが頑張ってるのみてて自分も頑張るぞ!ってなれた、今回も

 

・大会直前でキョダイマックスストリンダーをくれたぎんなんぽけ、本当にありがとう。キョダイマックスはしなかったけどこの子は大活躍だった!

 

・サブロム用にリザヤミラミも組んでて調整してたけどそっちは一戦もやる元気がなかった!!!実はそっちのほうが自信あったんです()

 

 

 

ちなみに、かなり当時の環境に依存した構成になっており、現環境だと到底許されない構成、配分となっておりますのであしからず。

 

 

おわり!!!

中身スカスカの拙い文章ですが、目を通してくださった方はありがとうございました!!😆😂

 

 

 リバティ全国がんばります!!!