人生らららららーのイメージ

なんとなく書きたいこととか書きます。

2フィールド3Wオーガポンビート【PJCS2024本戦9位】

 

2024/4/21 PJCS2024本戦 いわゆる今年の全国大会に参加してきました。

 

3回の予選を突破した上位150人×3=450人で行われる大会で、本大会の上位64名に入ると、オフラインで開催される全国決勝大会と、ハワイで開催される世界大会に参加する事ができます。

 

今回はこの本戦で使用した構築についての記事になります。

 

 

(第1回、第3回の予選で2度、本戦獲得ライン以上の成績を残すことができたので、予選で使用した構築も記事に残しました!大したことは書いていないですがもしよろしければ…)

 

第1回予選(最終レート1760/104位)

https://soprano3yuiui.hatenablog.com/entry/2024/04/23/190453

 

第3回予選(最終レート1749/45位)

https://soprano3yuiui.hatenablog.com/entry/2024/04/23/190616

 

◆結果

11勝4敗 

最終レート:1600.518  

最終順位:9位

 

全国決勝大会・世界大会権利獲得!!

 

戦績

◯✕◯◯✕  ◯✕◯◯◯

✕◯◯◯◯

 


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◆使用構築


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・第3回予選でも使用した、ゴリラライコウーラのようなスタンダードパーツはその数値の高さと対応範囲の広さが非常に強力で気に入っていたのですが、第3回目の予選大会以降、雪を含む構築アーキタイプの増加や、追い風構築・クレセガチグマの形が洗練されてくるなど、環境においてかなり当たりが厳しくなっていました。

 

これらに勝つようにチューンできないわけではないのですが、こういった相手に手厚くすると、今度はスタンミラーで相手にサイクル負けするという問題を抱えていました。

 

・そこで、この問題の解決を目指して今回は非常に攻撃的なオーガポンを主軸にして構築しました。

今回のパーティーは、イエッサンとゴリランダーの2匹のフィールドポケモンによるサポートで、上記の構築に崩しを行いやすいエースである3Wオーガポンを押し付けていくパーティーになります。

 

 

◆個別解説

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:フェアリー

臆病 H244 B124 C4 D4 S132

161-*-91-156-156-189

マジカルシャインシャドーボール、こごえるかぜ、まもる


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・追い風系統に対して対等に戦うため、スタンミラーでオーガポンのツタこんぼうを強く使うために、Sブーストのハバタクカミを採用。

 

・オーガポンでは打点が通しにくいドラゴンタイプ等へのフェアリー打点としての役割も担います。

 

・メインで打点を出すオーガポンが単体攻撃技(守るによる行動のロスが大きい)なので、複合してダメージを出したいときに、相手の守る1手でこちらが2手損にならないよう、ムーンフォースではなくマジカルシャインを採用。

 

・サポートメインなので場持ちを意識した配分ですが、相手のトドロクツキより先にブーストエナジーが発動するかどうかで毒寿司相手への圧力が桁違いなので、Sを最速トドロクツキ抜きに設定しました。

 

 

ウーラオス(れんげきのかた)@きあいのタスキ

テラスタイプ:みず

陽気 A252 B4 S252

175-182-121-*-80-163

すいりゅうれんだ、アクアジェットインファイト、みきり


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・おいかぜやトリックルーム相手に対して一方的にゲームを作られない+このルールで最強格の一つと考えているきあいのタスキでの採用。

スタンミラーにおいて、オーガポンで手が出にくいガオガエンや炎ゴリランダーへの打点として、欠かせない役割を担っています。

 

・最速を取った理由は、ウーラオスミラーだけでなく、パーティー単位でやや不利を取るウガツホムラをこごかぜ1回で抜くためです。

 

・その分不足する火力を補う選択肢として水テラスタルでの採用を決めました。

 

 

ゴリランダー@とつげきチョッキ

テラスタイプ:ほのお

意地 H140 A252 B4 D76 S36

193-194-111-*-100-110

ウッドハンマー、10まんばりき、グラススライダー、ねこだまし


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ねこだましグラスフィールドでオーガポンが攻撃を通すためのサポートができ、同時に採用するだけで広い範囲をカバーできるポケモンです。

 

・一時はモロバレルで対トリル+いかりのこなによるサポートを満たそうと試みましたが、オーガポン自身のグラススライダーが強力なことと、もはや環境のトリル構築(主にクレセガチグマ・イエッサンブリムオン・コータス系統)は、モロバレルを採用しても解決していないので、やはりゴリランダーである必要がありました。

 

モロバレルはオープンシートBO3では(相手のモロバレル対策が見えるため)非常に強力ですが、クローズドシートのBO1では見えない草テラスタル、見えない防塵ゴーグルに引っかかる可能性もあり、なるべく積極採用したくないという思いもありました。

 

 

タケルライコ@いのちのたま

テラスタイプ:でんき

控えめ H228 B4 C252 D20 S4

229-*-112-207-112-96

じんらい、10まんボルト、まもる、りゅうせいぐん


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・電気テラス珠じんらいや珠りゅうせいぐんによる想定外の火力をグラススライダーやこごえるかぜと複合することで強引な盤面解決ができるポケモンです。

 

・オーガポン、ゴリランダー、ウーラオスと物理で攻めていくことが難しい相手 特にコータスなどに対して強力な駒になります。

 

・イエッサンによるトリックルームからゴリラライコ で殴り切るプランを組み込んでいるので、Sは最低限に抑えつつ、ほぼHC(珠ダメ最小)での運用となりました。

 

 

オーガポン@かまどのめん

テラスタイプ:ほのお

陽気 H60 A188 B4 D4 S252

163-164-105-*-117178

ツタこんぼう、つるぎのまい、グラススライダー、じだんだ


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・このパーティーのエースです。第3回の予選頃から炎オーガポンを使っている中で、このポケモンの技範囲に強力な崩し性能と可能性を感じつつも、絶妙な通しにくさを感じていました。

 

じだんだを採用するとスタンミラーにおいてガオガエンやタケルライコ、炎テラを切ったゴリランダーやパオジアンに打点を持ち、これらを含む並びを崩すことができますが

草技を採用しないと、水ウーラオスや水オーガポンに手が出にくく

この両方を採用するとガオガエンによるいかく・捨てゼリフのサイクルで簡単に黙らされてしまうからです。

 

そこで今回はニードルガード不採用、剣の舞+攻撃技3つの思い切った採用をし、このオーガポンをサポートすることで通して行く方針で構築しました。

 

剣舞+じだんだでガオガエンやタケルライコを倒すと相手視点草技がないように見えてそのままウーラオスやハバタクカミにグラスラを通させてくれたり、

剣舞+グラスラを見せたあとだと、相手視点じだんだの採用を切りやすいのでライコやガエンにテラじだんだが通ったりと

BO1における崩しで非常に強力な認識ひっかけを仕掛けることができました。

 

・オーガポンミラーで上を取りたいので最速、ウーラオスの水流連打程度は耐える耐久を確保しつつ、相手のイエッサンをテラツタこんぼうで倒せる確率を上げるためになるべくAを上げる形をとりました。

 

・このルールを通して水・炎・岩すべてオーガポンの評価が非常に高く、まさか最後にニドガを切ることになるとは思いませんでしたが、このポケモンを信じて良かったです。文句なしの強さでした。

 

 

イエッサン@ゴツゴツメット

テラスタイプ:フェアリー

のんき(S 個体値31) H252 B252 D4

177-*-128-115-126-94

このゆびとまれサイコキネシス、まもる、トリックルーム


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・このパーティーのNo.1サポーターです。

この指によってオーガポンが剣舞をするターンを創出するだけでなく、ゴツメによる火力補佐、サイコフィールドによってオーガポンを先制技から守ることもできます。

 

・このスタンっぽいメンツの中にガオガエンやパオジアンでなくイエッサンが単体で採用されているのは珍しいかと思いますが、オーガポンからニードルガードを切った以上、サイコフィールド・このゆびとまれレベルの行動回数捻出力がどうしても必要だったので、このポケモンの採用に至りました。

 

・Sは無振りゴリランダー抜かれに設定して対面でフィールドをとりつつも、ガエンバレルなどの並びに上からサイコキネシスを押していくことができるよう、個体値31の下降補正(実数値94)で採用しました。

 

・並びから判断できずに対面してしまった悪ウーラオスの前で生存するため、そしてカイリューのスケイルショットによるS 上昇を1ターン拒否したいときに切ることができるフェアリーテラスタルでの採用となりました。

 

・イエッサンとゴリランダーを横で出し入れしながらグラスラを通したり先制技をシャットアウトしたりする動きでアドバンテージを重ねる展開が強力でした。

 

 

◆選出パターン

相手の構築から、どのプランを通したいかを判断してそれに応じて柔軟に選出します。

柔軟な選出パターンがスタン駒(ゴリラライコカミウーラ)を使っていることのメリットでもあります。

 

剣舞オーガポンを通したい

イエッサンオーガポン(+カミウーラやカミゴリラなど)

 

剣舞している余裕がなく、オーガポンで切り合う必要がある

ハバタクカミオーガポン(+ウーラゴリラ、ウーラライコ、ゴリラライコなど)

 

追い風を通されると一方的に負けそうだ

ハバタクカミウラオス(+ゴリラオーガポンなど)

ゴリランダータケルライコ(+ハバタクカミウラオスなど)

 

トリックルームが有効に働きそうだ

イエッサンウーラオスorオーガポン(+ゴリラライコなど)

 

その他 あり得ない選出パターンはなく、相手によって臨機応変

 

 

 

構築紹介は以上になります。

ついついたくさん書いてしまいました、読んでいただきありがとうございました🙏

 

 

 

◆自分語り 

世界大会だけを目標に取り組み続けてきたので本当に嬉しいです。マジで嬉しい、これに尽きます。2月予選抜けてから毎日ずっとこの4/21に勝つことだけを考えて生活してきました。

 

2022、2023も個人的には自分のできる限り目一杯努力したつもりでしたが、2年続けての予選敗退となっていました。

 

もちろん去年がだめで今年抜けられたことには時の運や噛み合いみたいなものに大きく起因していることは承知のうえですが、

今年は去年までと大きくポケモンへの取り組み方を変え、「根本の地力となる部分」を上達させることを意識してやってきました。

(そう取り組むようにスボミーさんが導いてくれました。去年までの取り組みの何がダメでどう変えると良いということを、昨年5月にみっちり教えてもらいました)

 

去年まではどうしても自分はVGCにおいては格下で、プレイング勝負は分が悪いという思いが先行していました。

その時だけ勝つための初見殺しや対策外のポケモンを必死に探して、起こり得る盤面をひたすら覚えてプレイスキルの低さをカバーしようとしていたのですが………あまりに基礎力がなさすぎました。

 

これではせっかく1年VGCに取り組んでも全然実力が向上していないなというのを年々痛感していて、遠回りでもやっぱりスタンから始めて基礎力を身につけるところからだなと。

昨年敗退してからはずっとこのスタンスでやってきました。

 

それが実を結んでいたのなら本当に嬉しいことですし、来年のルールも今年の蓄積分上達したところからスタートできれば良いなあと思っています。

 

 

 

◆感謝を伝えたい人達

あえて超簡潔に

 

スボミー(さん)

恩師

 

・てるるん(さん)

自分も選手なのにありえないほど応援してくれた

 

・りんあっとかげろう(さん)

タケルライコ貸してくれてありがとう

 

・一緒に遊んでくれる人達

ポケモン絡みで一緒に遊んでくれる人たちがいるのが本当にモチベーションに繋がってるし、みんなを追いかけてポケモンずっとやってる。

カンザキcona リンヤさしすぎんなん(さんさんさんさんさん)らへん 

 

 

 

以上。本当にありがとうございました。

 

 

 

っしゃあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!

瞑想カミキャリー崩し【PJCS2024第3回予選 最終1749/45位】

 

 

PJCSの本戦も終わりましたので、予選で使用した構築も記録に残しますその②。(過去の構築なので個体紹介だけですが…)

 

 

今回はPJCS2024 予選第3回で使用し、本戦権利獲得ラインである上位150位に入ることができた構築になります。

 

当時書いていたメモがベースなので、今の環境を考えると違和感のある記述もあるかもしれませんが、ご了承を……

 

 

◆結果

28-10  最終レート1749/45位

今年2度目の予選抜けライン達成になりました。

 


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◆使用構築


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・考察の結果、スタンミラーにおいてハバタクカミのマジカルシャインの通りが良く、高火力のマジカルシャインを複数回通すことが崩しとして多くの構築に対して有効だという結論にたどり着きました。

 

・これを達成するため、ゴリラガエンの猫サイクルでハバタクカミをサポートする動きを軸にしようとしましたが、

火力をこだわりメガネに頼ると、守ることができずゴリラガエンでねこだましや捨てゼリフを打つターンを創出できない(その間にハバタクカミが倒されてしまう)→守るが必要

 

ようせいのハネ+守るで採用すると、どうしても耐久か素早さを削ることになり、相手のSブーストカミ絡みの並びや、速いメガネハバタクカミにダメージレース負けしてしまう。

 

という課題に直面し……

 

メガネSブーストハバタクカミを使うことにしました。

 

Sブーストハバタクカミで瞑想を積めば実質メガネSブースト!!!()

 

構築フォーマットは、もともと使用感の良かったアーニャさんの構築

https://twitter.com/SPY_Anya11/status/1766420469555822807?t=OcAzVtYorOMv9YwI3A0XyA&s=19

をベースにして、上記のコンセプトをもとに自分の持っていきたい方向性へチューンしていきました。

この構築から強い要素、今の環境では使いたくない要素、可変の要素を拾うことができたことが、大きく自分の構築完成に貢献してくれました。

 

 

◆個別解説

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:フェアリー

H244 B124 C4 D4 S132

161-*-91-156-156-189

マジカルシャインシャドーボール、まもる、めいそう


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・オーガポン、ゴリランダー、ガオガエンの3匹のサポートポケモンと守るを駆使してめいそうを積み、マジカルシャインで崩しを行うことを目指します。

 

・前述の通り、守れるメガネSブーストカミのつもりで使っていたのでものすごく使用感が良かったです。

一貫性の高い技を押しつける展開作り→スイーパーで回収 の動きがローテーションバトルと組み立てが似ており、自分のポケモン人生で積み重ねてきた力を発揮しやすい軸だったと思います。

 

・相手のスタンパーツであるめいそうタケルライコとの積み合いにも強く、ミラーマッチを制す上で非常に強力な駒となってくれました。

 

 

ウーラオス(れんげきのかた)@きあいのタスキ

テラスタイプ:みず

陽気A252 B4 S252

175-182-121-*-80-163

すいりゅうれんだ、インファイト、みきり、アクアジェット


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・ハバタクカミのマジカルシャインによる崩しをカットする炎テラスタルポケモンの回収と、ガオガエンに対する崩し、そしてきあいのタスキによるスイーパーのすべてを担います。

 

・この時期はブリジュラスがみんなウーラオスにエレクトロビームからスタートしてきたので、タスキを盾にインファイトを返し、縛り返すところからスタートすることで、相手に追い風ターンを有効に使わせない動きが強力でした。

 

 

ガオガエン@オボンのみ

テラスタイプ:くさ

わんぱくH252 A4 B100 D108 S44

202-136-135-*-124-86

フレアドライブ、はたきおとす、ねこだましすてゼリフ


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・ハバタクカミorタケルライコで崩しを行うための盤面作り・サポートを行います。

 

ねこだましやいかく、捨てゼリフでハバタクカミorタケルライコの行動回数を捻出し、これができないターンはハバタクカミを守らせ、ゴリランダーやオーガポンとのサイクルを回すという動きが基本になります。

 

・別の記事にも書きましたが、このルールにおいては「対面操作」の価値が高いと考えており(全体的にポケモンの耐久値に対して火力の水準が高く、並のサイクルは安定しにくいルールであり、その中で自分が火力を押し付けやすい展開作りがゲームの勝敗を握ると考えているため)ガオガエンの強さをその能力に見出し、これを意識した採用・運用となりました。

 

 

ゴリランダー@とつげきチョッキ

テラスタイプ:ほのお

意地H140 A196 B4 D92 S76

193-187-111-*-102-115

ウッドハンマー、10まんばりき、グラススライダー、ねこだまし



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・ハバタクカミorタケルライコで崩しを行うための盤面作り・サポートを行いますその②

 

・それだけでなく、フィールド書き換えによる対イエッサンブリムオン性能、対ガチグマ性能、グラススライダーによるマジカルシャインと複合しての押し込みなど、やはりこのポケモンの採用でしか同時に満たすことができない要素が多く、採用せざるを得ませんでした。

 

・もはや言うまでもありませんが、グラスフィールドとたべのこしめいそうタケルライコの相性も抜群です。

 

 

タケルライコ@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

控えめH180 B4 C116 D20 S188

223-*-112-189-112-119

じんらい、めいそう、まもる、ハイパーボイス


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・めいそう+ハイパーボイスを採用したタケルライコになります。めいそうハバタクカミを立てにくい相手に対して立てていく、第2のエースポケモンです。

 

自分の中では、積み技と全体技はかなり相性が良いと考えていて、試験的にハイパーボイスを採用したところ好感触だったので本採用しました。

 

積み技はその性質上能力アップに1ターンを要するので、その後の行動回数n回に対して、n+1回分の行動以上のパフォーマンスを出すことができる場合に分かりやすく有効だと考えています。

 

と同時に、瞑想を積んだあとの行動を1回守るで防がれることは、行動1回分以上のアドバンテージ損を被っている場合が多いです。

 

迅雷を打たない場合、タケルライコは基本的に行動が下からになりやすいので、よりこの性質が当てはまりやすい(アドバンテージ損になりやすい)と考えています。

 

これを踏まえると、積み技+全体技の組み合わせは、最大値は劣るかもしれませんがダメージにある程度の最低保証が見込めるので、今回のようにダメージトレードの回数を多く確保できる構築では採用の価値があり、竜の波動を切ってハイパーボイスを採用する価値があると考えました。

 

トルネロスの前で積んでランドロスの後投げにハイパーボイスが入って味方の圏内に入る展開などもあり、とても活躍してくれました。

 

・ノーマルテラスタルによるさらなる火力上昇も試しましたが

①そもそもハイパーボイス+他のダメージの複合でダメージレースに買おうとしており、このポケモンで倒し切る火力は出せないこと。

 

②めいそうライコとして圧倒的にフェアリータイプの耐性が優位

 

の2つの理由から、テラスタイプはフェアリーに決定しました。

 

 

オーガポン@かまどのめん

テラスタイプ:ほのお

陽気H204 A44 B4 D4 S252

181-146-105-*-117-178

ツタこんぼう、ウッドハンマーニードルガードこのゆびとまれ


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このゆびとまれによるサポートがメインでありながら、ハバタクカミの行動ターン確保の障害となるゴリランダー、水ウーラオスモロバレルに対して高打点を持っているという 非常にコンセプトにマッチしたポケモンとなっています。

 

・サポート性能を強く意識したHSベースの配分であり、努力値を火力に回せなかった分をウッドハンマーの採用や、テラスタルによるAアップで補うことができており、非常に柔軟性のあるポケモンでした。使用感◎

 

 

 

 

以上になります。

 

正直第3回予選はトルネロス軸の追い風構築の数が多く、さらに多様化が進んでいたこともあり全体的に厳しいマッチが多かったです。

それでもなんとか勝ち切ることができたので、少しは上達できたかなと感じられた大会でもありました。

 

構築というよりは、そのポケモンに対する考え方やルールの考察メインになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

メタ寄せスタンパーツ+追い風【PJCS2024第1回予選 最終1760/104位】

 

PJCSの本戦も終わりましたので、予選で使用した構築も記録に残します。(個体紹介だけですが…)

 

 

今回はPJCS2024 予選第1回で使用し、上位150位に入り本戦の権利を獲得することができた構築になります。

ほとんど当時書いていたメモがベースなので、今の環境を考えると違和感のある記述もあるかもしれませんが、ご了承を……

 

 

◆結果

31-13  最終レート1760/104位

PJCS2024本戦権利獲得!!


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◆使用構築


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EduがLiverpool Regionalで使用していたパーティートルネロス、サーフゴー、タケルライコ、水オーガポン、ウーラオスガオガエン)をベースに、

国内の環境とBO1仕様にチューンしていった形になります。

 

 

◆個別解説

過去の構築なので、当時のメモから引用して、その時考えていたことをメインに書いてます。

 

トルネロス@おんみつマント

テラスタイプ:はがね

控えめH244 B100 C4 D4 S156

185-*-103-160-101-151

こがらしあらし、こごえるかぜ、おいかぜ、まもる


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・Sブーストカミやトルネミラーのこごかぜにテンポを取られないためのおんみつマント

 

・キラフロルのメテオビームとパオジアンの氷技の両方を半減できる鋼テラスタル

44戦して10戦くらいはトルネロスにテラスタルを切りました。初手でトルネロスが落ちると勝てないゲームパターンの時に切ります。

 

・こがらし大事なとこで全然当たらない。でも大事なこごかぜはちゃんと当ててくれました。

 

・チョッキタケルライコを最も強く使う組み立てができるポケモンという意識を持って回していました。

 

 

タケルライコ@とつげきチョッキ

テラスタイプ:フェアリー

控えめH84 B4 C252 D12 S156

211-*-112-207-111-115


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・あまりの強さに感動、なんてポケモンだ……

トルネに強い(トルネミラーはトルネの横が相手をワンパンできるか否かが有利不利の点数に影響する)

その上バクアでテンポも取れて、流星群で瞬間火力も出せる。先制技まである。

展開系が得意な人間にとっては神みたいな使用感でした。

 

・相手の裏にドドゲザン等がいて前にキリン並べてくる相手には、不用意にバクア打たないことを気をつけていました。

 

・テラスタルは20戦以上このポケモンに切ったと思います。主にカミの前で動かすため。そんな雑な切り方をしても、追い風こごかぜまであれば十分アドバンテージ差を回収しきれるくらいの強さでした。

(今ほどメタが回っていなかったころのタケルライコは本当にそれだけ強力でした)

 

 

オーガポン@いどのめん

テラスタイプ:みず

陽気H76 A212 B20 D4 S196

165-167-107-*-117-170

ツタこんぼう、つるぎのまいウッドホーンニードルガード


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この指を切って剣の舞での採用を決めました。トルネを採用してる自分vs トルネを採用してない相手でのマッチにおいて、水オーガポンを選出している場合大抵こちらだけガエンを選出できていません。

 

相手のサイクルにだけガエンが入っている場合相手のガエン⇔水オーガポン(モロバレル)サイクルでこのポケモンが簡単に置物になってしまいます。これを解決してくれたのが剣の舞でした。さすがに強かったです。この技で多くの試合を拾いました。

 

・耐久があるので多少強引に積みに行っても大丈夫な上に、最強技ウッドホーンの火力を上げれば体力はあとから回収できます。

積むターンに削られつつライコを立てられると(じんらいで縛られ)激しくリソース損するためこの展開だけ気を付けて使いました。

 

また、剣舞を見せていない間は相手視点この指の存在がちらつくことを意識してプレイすることも重要です。隣が迅雷で縛られていても、必要な時には強気に動かしていきました。

 

・余談ですが最速ランドロス抜きでS169にしてしまうと、相手のランドロスとこちらのオーガポン両方にこごかぜやエレキネットが入ってS-1となったとき、実は同速になってしまいます。そのためS170に設定しました。確実にランドロスを抜きたい場合は気をつけたいですね。

 

・テラスタルはほとんど切ってません。 ハバタクカミの攻撃を耐えるために数回切った程度。

 

 

ウーラオス(いちげきのかた)@きあいのタスキ

テラスタイプ:あく

意地A252 B4 S252

175-200-121-*-80-149 

あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、みきり


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・言う事無し。守る貫通とテラス暗黒強打の強さ。勝利を確定させるギャランティ力みたいなところが強い。 

守られない、能力変化を無視できる、タイプとしての通りが良い こういう一つ一つの性質にゲーム進行を確約するみたいな部分があって、それが強いと思いました。

 

追い風の後半ターンに立てるとふかしのこぶしを強く使えることを意識したいです。

 

 

ガオガエン@オボンのみ

テラスタイプ:くさ

わんぱくH236 A28 B148 D44 S52

200-139-141-*-44-52

フレアドライブ、はたきおとす、ねこだましすてゼリフ


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このポケモンとの和解がスタンパーツ理解の切り口になってくれました。

スタンってできること多すぎ要素多すぎ構築似過ぎで何から考えればよいか分からなくて特にこいつに関してはまさにそう(いつ出して何すればよいか分からない)だったので、スタンの象徴といえるポケモンガオガエンがどんな場面で強いのかということをまずは絞り込みました。

 

・考えた結果、自分の中ではこのルールでは、

対面操作力(各ポケモンの数値が高すぎて、偶発対面の全対応ができない→対面的に組むと選出択が逃れられない→対面操作が強い)

②パオジアン、ゴリランダー、炎オーガポン、イエッサンテツノカシラ、ウガツホムラ

このあたりに対する強力なサイクルパーツ

 

この2つがガエンの強いところだと理解しました。そのため、これを満たす使い方ができる相手にだけ選出するようにガエンの選出先を絞ってみました。

 

するとガオガエンの強さと、ガオガエンを出してるときと出してないときでサイクルを回せる回数や相手を削らなければならないスピードが結構違うことに気づけて、その結果全体の選出やプレイが前よりずっと良くなったと思います。 

 

このへんの感覚はスタン使ってるプレイヤーの配信を見まくったのが助けになったかもしれません。

 

 

化身ランドロス@いのちのたま

テラスタイプ:はがね

控えめH244 B4 C140 D92 S28

195-*-111-168-112-125

だいちのちから、ヘドロばくだん、めいそう、まもる


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・上の5匹+サーフゴー(Eduの構築)を回していたとき、あまりにもめいそうタケルライコが無理すぎました。

が、これを解決するためにトルネ→カミ等の変更をすると、スタンのモロバレルがあまりに厳しく、かといってこのサーフゴーの枠で解決しようとすると、今度はキリンを初めとしたトリル系統が苦しくなってしまい、これらの穴をきれいに埋めることに苦戦していました。

 

この問題を解決してくれるポケモンを一生考えていたところパーティ登録日の深夜2時頃にこのポケモンを思いつきました。

 

HD振り瞑想鋼テラスランドロスです。

(この頃はランドロスのほとんどが毒テラスタルであり、鋼テラスタルはかなりマイノリティだったので、この部分で一本取りやすかったです)

 

ちゃんと欲しかった要素満たしていて望んでた活躍をしてくれたので文句なしです。 

 

HDに厚く振ることで手助けテラス珠ハイパーボイスを素で耐え、大地で返すことができます。

相手の盤面がキリン+ガエンなど弱いうちに瞑想を詰めれば圧倒的制圧力を誇り、加えて裏から投げた場合でも、飛行タイプなので地面技を打たれないため、鋼テラスタルでノーマル技を半減し確実に返すことができるという、トリル下でもキリン側スロットを倒さなければストッパーになれる破格の性能。

 

このおかげでこちらは相手のカミウーラみたいな裏選出にも対応できる選出で積極的に圧力をかけに行き、リソース消費しながらなんとかトリル通してくる相手をランドで回収するという動きを取ることができました。

 

構築を完成させてくれた最高のピースです。

 

 

 

 

 

 

以上、当時のメモがたくさん残っていたのでたくさん書いてしまいました。

 

当時の自分は2021年ぶりの本戦権利獲得が嬉しくてウキウキでたくさん書いたんだと思います。お気に入りの構築です。

 

 

全体的に思考のあとがきという感じになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

【聖地巡礼】宮守に行って「ちょーうれしいよー」な岩手大横断旅行してきました!

 

どうも、すっかり旅行が大好きになってしまいました。(まあまとまった休みがめったにとれないんですが…)

というわけで今回も遅すぎた旅行記事です。

2023年3月頃に、宮守女子の舞台である宮守に行ってきました。

 


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なぜ宮守に行くことにしたのか、たまたまお休みがとれて、旅行行きたいなあなんとなく岩手県って行ったことないなあみたいな感じで決まった気がします。

 

二日前くらいに夜行バスとホテルを確保、現地の交通の便が怪しそうだったので、現地での動きは結構計画を立てて行きました。

 

岩手について少し調べると、盛岡から縦のラインに花巻、奥州・平泉と観光でも有名な街が並んでいました。ちょうど新幹線もこの縦のラインで走っています。

▼こんな感じ
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しかし宮守があるのは岩手の内部、いわゆる遠野地域と呼ばれるエリアです。(実際は遠野ほど奥ではありませんが、わかりやすいので上の地図は遠野に〇をつけてあります。)

 

そこで、こんな感じのルートを組んでみました!!

ピンク:新幹線

青:普通電車(JRと、三陸鉄道

赤:高速バス

あらゆる移動手段を駆使しました笑

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まさか初めて岩手旅行にきてこんなまわり方する人いないでしょうが……せっかく宮守に行くために東側に移動するならいっそ三陸側まで行ってみたい!!という感じで!!

 

というわけで出発です!!やはり岩手を横移動する電車と海側はかなり電車の本数が少なく時間がシビアそうなこともあり、東京から夜行バスでスタート、始発より前に盛岡駅に到着しました!


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御当地っぽいキャラクター達が出迎えてくれました。

 

 

始発まで適当に時間を潰して、始発電車で最初に向かったのは………お風呂です!!

電車と徒歩で向かったのですが、ガッツリ雪が残る寒い朝を歩いたあとのお風呂は格別でした……!!
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風呂上がりのこれが最高なんだよ!!!!
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もうとにかく施設全体が広くて快適で、地元のテレビなんかもやっててめちゃめちゃくつろいでしまいました。

 

愚かな私はなんとこの施設で財布を忘れて出発しバスにのってしまうのですが、急いで電話したところ親切な方が届けてくださっており……岩手県民の温かさを身に沁みて感じました。

 

というわけで最初は盛岡八幡宮にやってきました!!バスの中で財布がないことに気づいたときは顔が青ざめましたが…

知識としてしか知らなかった、チャグチャグ馬コで有名で、ああここが!となりましたね。
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シノハユ聖地巡礼のときに出雲大社御朱印帳を買ってからは、旅行の都度神社にお参りするようになりました。

SNS等へのアップロード禁止とのことだったので写真はありませんが、今回も御朱印を頂いてきました!
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お昼は岩手に詳しいフォロワーから「弥太郎」という麺屋が美味しいと聞き、急遽「岩手銀河鉄道(?)」とかいう名前おしゃれなのに全然本数がない電車に乗り向かいましたが………
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閉まってました………結構歩いたのに泣

 

というわけで美味しそうだった「タルトタタンのミルクまんじゅう」をお昼ご飯に、新花巻へ向かいました。これめっちゃおいしかった!!
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県内の移動ですがなんと新幹線を使いました!!ここ花巻は宮沢賢治ゆかりの地となっています。

宮守に向かうための乗り換え駅なのですが、せっかくなので立ち寄りました。
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駅はこんな感じで宮沢賢治(と大谷翔平選手)が激推しされています。
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タクシーを使って近くの宮沢賢治記念館」へ!

実家に宮沢賢治の作品集があり、小さい頃はよく読んだものです。「どんぐりと山猫」とか好きだった気がします。
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そしてもちろん「春と修羅」もありました。

サクラノ詩→サクラノ刻とプレイして、この詩もすっかり特別なものになりました。
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他にも色々作品に即した建物があったりと、

全体を通して満足な施設でした、行って良かったです。宮沢賢治に触れて育ってきた方は楽しめるんじゃないかと思います。

 

 

というわけで電車にゆられ遠野方面へ、このあたりから本数が全然ないので時間に気をつけながら行動していきます。そして……

 

宮守だ〜〜!!!!
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実在してる!!!!!
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行くぞ行くぞ行くぞ!!!!!!

 

 

道の駅の前まで歩いていくとこのあまりにも特徴的なスポットはすぐ見つかります。(めがね橋)というそうです。

 

ここだ〜〜〜!!!!

9巻表紙
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道の駅で食べた「わさびソフト」

このあたりは水がとてもきれいで、わさびの栽培で有名なんだそうです(談:お店の人)


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漫画作品内登場カット


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こちらはアニメのカット

雪は降っていませんが……

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宮守女子に特に思い入れがあるというわけではないのですが、好きな作品の舞台を建前にして、こうして旅行することがとても楽しいです。

行ったことのないところに行くと世界がひろがる感じがして好きです。

 

 

宮守を堪能したあとは一気に海側まで出て、釜石という駅から三陸鉄道で海沿いを北上していきます。こんなところめったに来る機会なくてワクワク
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そして日もすっかり暮れてしまった末にたどり着いたのがこちら、宮古です。

大きな都市としてはほとんど本州最東端レベルなのでは?すごいところまで来てしまいました。
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海の幸が、うまい!!!!

ものすごく贅沢な海鮮丼を頂いてしまいました😋
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もう日が暮れたあとですがこの街にはゲームセンターもあります。ありました。(なんと閉店になってしまったみたいです……)

アミューズメントバギバギ
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この時点では本州最東端のヴァルキリーモデルでした。しっかりと店舗トップに名前を刻んできました。
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二日目は、バスで浄土ヶ浜の方まで行き、三陸の海を見てきました。


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「青の洞窟」までボートにも乗せていただきました!!ボートに乗る際にかっぱえびせんを渡されましたが、なんとここらのウミネコの好物だそうで、かっぱえびせんの袋を見ただけでもよってくるんだか!!

エサやり(?)を楽しむことができたり、ウミネコが飛ぶ様子を至近距離で見ることができました!


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「青の洞窟」

写真でも色が出ていると思いますが、思っている以上にきれいでした!!

ボートで連れて行っていただいたことも含めて良い思い出です😆


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という感じで、宮守探訪を含めた岩手横断(?)旅行もおしまいです。

 

訪れたことのない県に旅行するのは本当に楽しいです。知識としてしか知らないものを体験に昇華させることや、いままで全く知らなかった地域の文化、自然 そういったものを自分の体験に落とし込めることがとても魅力的です。

舞台探訪はとても良いきっかけです。

まだ国内だけでも大半の都道府県は訪れたことすらありません。きっかけを見つけて、一つ一つ「旅行」していくことができたらなと思います。

 

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それではまた、次の旅行記事で!

 

メタ寄せブーバー+テラパゴス展開【ブルーベリープロローグ使用構築】

 

ひさしぶりにポケモン記事です。

 

今回は、公式インターネット大会の「ブルーベリープロローグ」に参加してきました。

 

DLC「ゼロの秘宝」の第二弾である"藍の円盤"で追加された、ブルーベリー図鑑に登場するポケモンのみ使用可能となっているダブルバトルの大会です。

 

大会本番前の火曜日に、今年のJCS予選日程が発表されたことをきっかけにその日からはレギュレーションFの方にフルベットしていたのですが、

ブルーベリープロローグが発表されてから火曜日までの間、このルールについて結構考察を進めたり、仲間大会で練習したりしていたので、その時点での成果物で大会に参加してきました。

 

◆結果

31勝8敗   レート1821/最終18位


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前回(キタカミプロローグ)よりも良い順位をとることが出来て嬉しいです!!!

 

 

◆構築紹介

 

テラパゴス@クリアチャーム

ラスタル:ステラ

  臆病H4 C252 S252

171-*-130-157-130-150

236-*-130-182-130-150(テラスタル時)

 

ラクラスター

めいそう

だいちのちから

まもる


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・そもそもこのルールは

①一般ポケモンで相手を疲弊させテラパゴスで詰めるor 全抜き

②テラパゴス+サポートで相手を崩し、対面性能が優秀な一般ポケモンで詰める

のどちらかで組むのが分かりやすいと考えていて、今回はよりテラパゴスの運用がパターン化させやすい後者、つまり前テラパゴスを選択しました。

 

・火力アップしていないテラパゴスは本当に火力がなく、崩しとして機能させるために一番強いと判断しためいそう型を採用。

 

・相手より先に積みたい&相手より先にテラクラスターを打ちたいので最速。

 

・瞑想で使う以上、バークアウト(ミナモ、ブリジュラス、ガエンその他)や、怪電波(エレブーなど)・捨て台詞に対してサポートの手数をかけなくて良くなるクリアチャームが必要と判断。突然の地均しやエレキネットでも事故らず使用感◎です。

 

・+1シングルダメージタイプ一致で打てる素テラクラスターの強さと、ゼロフォーミングによる天候・フィールド消去のタイミングの重要さを特に意識して立ち回るのが、瞑想型ではかなり重要でした。

 

勝った試合の全試合で活躍してくれたので大満足です。

 

 

 

ブーバー@しんかのきせき

ラスタル:くさ

臆病H252 B44 C4 D4 S204

172-*-83-121-106-152

 

このゆびとまれ

アシッドボム

ほえる

クリアスモッグ


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・S:最速テラパゴス+2

 

・本当に偉すぎるポケモン。本構築のMVP

このゆびとまれでテラパゴスの行動回数をサポート、アシッドボムでテラパゴスの不足している即時火力をサポートする動きが基本になります。

アシッドボムは、クリアチャームでないテラパゴスに対してテラスシェルをはがしながらデバフも乗せられるとても強い技です。

 

・エレブーやエルフーンといった流行のサポートポケモンでなく、ブーバーを選択した理由は、

ドーブルベトベトンやしっぽきり系統、トリックルームに強く出られる「ほえる」

そしてアシッドボムを打った相手のテラパゴスがクリアチャームだった時に、自分でリカバリーできたり、アシッドボムのとおらないカラマネロの能力変化をリセットできるクリアスモッグを評価していたからです。

 

・このポケモンのおかげで、自分のテラパゴスが積むか積まないか、テラスタルを切るか切らないかの選択肢の自由度が高まり、柔軟にプレイできたと思います。

 

・特性について、ほのおのからだはいわゆる運勝ちしやすい要素で非常に優秀ですが、フシギバナドーブルモルフォンニャオニクス(あくび)などをこの指でケア仕切るためやるきでの採用。テラパゴスが寝てしまうことは構築の構造上かなり致命的なので、ここは保守的に選択しました。

 

 

 

リキキリン@メンタルハーブ

ラスタル:ドラゴン

生意気H252 B172 D116

223-*-112-130-115-58(S個体値0)

 

サイコキネシス

てだすけ

トリックルーム

サイドチェンジ


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・B特化ブリジュラスの+5ボディプレス耐え

(ふくろだたき4回+こちらのテラクラスターや大地で一回触っていても、トリルで切り替えせる)

 

・ブーバーが2ターン目をもらえないことが想定される場合でも、エルフーンの前でテラパゴスが瞑想から入ることができるように、(アンコールからテラパゴスを守るため)採用。

エルフーン入りにはほぼ必ず3匹目に選出し、それ以外はなるべくトリル展開が刺さっている時のみ選出するよう心がけていました。

 

・交代ターンに追い風を押されていてもアドバンテージ損にさせない、トリックルームによる切り返しが可能な点も優秀です。

 

・ただ、このポケモンを盤面に置くとどうしても攻撃的な前テラパゴスと攻めのテンポが合わないので、それを解消できるように、素早さが低くとも場に干渉できる「てだすけ」「サイドチェンジ」の2つを採用して、なるべくテイルアーマー+αの活躍ができるように意識しました。これが上手く機能してくれたおかげで選出に組み込みやすかったと思います。

 

・メンタルハーブは、ハギギシリファイアロー、エレブーなど先制技ではない挑発持ちにトリルで切り返さなければならない場面が存在するためオボンを諦めて採用しました。

 

 

 

バシャーモ@きあいのタスキ

ラスタル:ゴースト

意地A252 D4 S252

155-189-90-*-91-132

 

フレアドライブ

インファイト

フェイント

みきり


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一般ポケモン中最強クラスの詰め性能と対応力を持っていると判断し、メインの詰め筋として選択しました。

 

・まずこの枠はテラパゴスにタイマンで勝てることが重要だと考えていました。テラパゴスに強い詰めポケモンを選択していないと、こちらのテラパゴスで相手のテラパゴスに触らなければならないからです。

 

ですが、相手はテラパゴスを前から展開してくるか、裏から展開してくるか分かりません。そのため、こちらのテラパゴスが相手のテラパゴスを触れなくても、最悪こちらの詰めポケモンvs相手のテラパゴスの盤面を作れば勝ちになるようなポケモンを選択するのが理想的だと考えました。

タスキバシャーモはこれとスイーパーとしての性能を両立している数少ないポケモンです。

 

・文句なしに強かったです。

 

 

 

オニシズクモ@しんぴのしずく

ラスタル:みず

意地H252 A252 B4

175-134-113-*-152-62

 

アクアブレイク

きゅうけつ

ワイドガード

まもる


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・この枠は最初はケケンカニを使っていました(は?)

リキキリンの使用感が思ったより良かったのでスイッチプランを組み込むため、エルフーンテラパゴスと一緒に入りがちなガオガエン、ゴリランダー、アシレーヌあたりすべてを倒せ、テラパゴスもワンパンできるかいりきバサミケケンカニを採用していたのですが……

ケケンカニがあまりにも全身弱点ポケモンすぎて、トリルまで通しても守る択に勝つ必要があったり、一匹倒している間に横に倒されたりと散々だったのに加え、トリルできなかった試合で弱すぎたために

①ある程度同じような範囲の相手に強く

トリックルームから強力に動かせて

トリックルームが展開できなかったときも活躍できる余地がある(耐久の高さで下から攻撃・ワイドガード

を満たすオニシズクモに辿り着きました。

 

・ブーバーテラパゴスはカラマネロが苦しい軸なので、虫打点の採用も◎で、選出した試合ではよく活躍してくれました。

 

 

 

カポエラー@しろいハーブ

ラスタル:ゴースト

意地H252 A124 S132

157-144-115-*-130-107

 

インファイト

ねこだまし

ワイドガード

フェイント


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・考察時間が足りず煮詰めきれなかった枠。少なくともカポエラーが正解ではなさそうです。

・ここまでの5匹で十分に構築の動きとしては勝ちきれる軸を用意できていたので、ブーバーでは対応が厳しいポケモン(特にテツノイワオやカメックスなど)に対して何かしらの対抗がしたかったポケモンです。

 

・実際テツノイワオ(クリアチャーム剣舞)のことは自分もかなり評価していて、裏テラパゴスを選択するときは積極的に軸にしたいと考えていたポケモンだったのですが、思った以上に対戦相手のテツノイワオもクリアチャームを持っていて、まず威嚇が機能しません。

加えてカポエラーはテツノイワオから味方(というかテラパゴス)を守る技を持たないので、ブーバーの裏から投げて猫だましをうっても盤面が解決しません。

 

・終盤テラパゴスと並んだときの詰め性能は目を見張る者がありましたが、最適な選択はできなかったなと感じています。

 

 

◆雑感

・今回はルールの理解やプール全体という視点からアプローチできたのが良かったと思います。自分なりにそれぞれ要素の強み弱みの基準を持つことができて、構築を考えるのが楽しいルールでした。

 

変なポケモンたくさん試せました。

・珠ケケンカニ

・じならしダグトリオ+保険グロス

エレキフィールド持ちテツノイサハ

ドーブル+殻を破るバトンポットデス

などなど……笑

 

・ただカポエラーの枠が噛み合ってなかったりと自分一人の力で構築を仕上げることができなかったので、他の人に相談して知恵を借りたりできればなお良かったな〜と。

このルールに対する見方も凝り固まってしまった感じがします。よくない

 

 

・他にはプール内のポケモンのできることを都度調べたことが良かったです。メタグロスの横に並んで出てきたポケモン全てに地均し(保険)を疑ってプレイすることができたり、

ブリジュラスの持久力はエルフーンのふくろだたきだけでなくキュワワーやゴリランダーのタネマシンガンやゲッコウガの水手裏剣でアクセスされることもあり得ることを事前に認識しておいたりと、

「知らなかったから負けた」「このポケモンが何をしてくるか分からなくてアドバンテージを取られてしまった」という試合がほぼなかったのが◎でした。

 

・ちなみに考えが固まる前から自分で仲間大会に潜りまくるのは時間的に厳しかったので、仲間大会の流行みたいなものの把握にはconaさんの配信を活用させていただきました。色々な要素も拾えたので感謝。

 

 

・そんな感じでやってました。

本命はWCSなので、このままJCS予選も頑張りたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

対面ロンゲガチグマ軸【キタカミプロローグ使用構築】

 

 

公式インターネット大会の「キタカミプロローグ」に参加しました。

DLCで追加されたキタカミ図鑑のポケモンのみ使用可能なダブルバトルで、全体的に数値の低い地方ダブルといった感じです。

 

結果は最終レート1807/28位でした。

ここ最近の自分の成績から見ると良い結果なのですが、手応え的にはもっと上を狙えそうで、一桁順位を目指していたのでやや残念な結果となりました。


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◆構築経緯

 

使用構築はこれです。


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考察をスタートするのが遅かったので、conaさんが作成していたTier表を参考にして、プールを絞って考えることにしました。明らかにオーガポンとガチグマの性能が頭ひとつ抜けていることを認識しました。

 

同時に対策しなければならないポケモンもすぐに把握出来たので、こういったルールにおけるTier表作成は本当にありがたいですね。

 

↓これ(引用に問題あれば消します)

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https://twitter.com/cona_5757/status/1708149025177055495?t=cbXT9e_tYoTfRi7cQIdo5w&s=19

 

 

この表を参考にプールを絞って、ざっくり以下のように考察しました。あくまで仮説です。

 

・ガチグマは一回の行動の価値が非常に高い→なるべくガチグマを複数回動すことを目指す方針で構築したい。

 

・一方でガチグマの行動回数に対する限界効用は逓減するという考え。(ガチグマの行動回数が1回→2回に増えることは大きなバリューを生むが、必死にガチグマをサポートしてたとえば本来4回動けたところを5回動けるようにサポートリソースを割いてもトータルではそこまでバリューを生んでいなさそう)

ガチグマを徹底サポートするよりは、安定して2回、うまくいけば3回動かせる構造がトータルでのパワーが一番高くなるのではいかと考えた。

 

・オーガポンはテラスタル前提なら自ら行動回数と火力を機動的に変更できる水、テラスタルを他に回すなら対面性能が高く他のオーガポンに不利ではない岩が強そう。

 

・フェアリー打点、格闘打点のバリューが高く、なるべく自然に複数採用したい。

これは、相手の構築の重要パーツになりやすいガチグマ、ジャラランガ、コノヨザル、ドドゲザンへの手数が重要だと感じていたため。

 

ここまで考えて猫騙し、S操作、フェアリー打点、格闘打点を自然に採用でき、ガチグマの行動回数を増やす役割と必要打点確保の役割を同時に満たせるオーロンゲに目をつけ、

ロンゲガチグマオーガポン@3で構築を組みました。

 

 

◆個別解説

以下常体

 



ガチグマ@シルクのスカーフ テラスタル:ノーマル

193-*-141-205-93-92

ブラッドムーン、大地の力、ハイパーボイス、守る


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・オーロンゲの怖い顔込みで、オーガポンやイッカネズミを抜ける素早さを確保。

 

無振りのヤバソチャの上を取る場面も多く見られて良いSライン設定だった。

 

ねこだまし+ガチグマ行動→怖い顔+ガチグマ行動or怖い顔+守るでオーロンゲの跡地にムクホークやオーガポンを起き縛り関係を作ることでガチグマを2〜3回動かすことを目指す。

 

 

 

オーロンゲ@きあいのタスキ テラスタル:はがね

171-189-85-*-95-112

ねこだまし、ソウルクラッシュ、けたぐり、こわいかお


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・相手のコノヨザルやヤバソチャの上からソウルクラッシュをうったり、ドドゲザンガチグマの上からけたぐりを打ったりとAS振りが最高に活きていた。

 

・トリル相手には裏から出すことが多く、味方のガチグマにこわいかおを打って何度も盤面を打開した。

 

・けたぐりを打つときは相手のドドゲザンがテラスタルを切る理由がないか(ガチグマの大地やしんくうはケア等で切る可能性はないか)を考えてなるべく相手視点ケアしにくいタイミングで打つようにした。

 

 

 

オーガポン岩@いしずえのめん テラスタル:いわ

155-172-105-*-116-178

ツタこんぼう、ウッドホーンニードルガード、ちょうはつ


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・ロンゲクマ、ムクホクマでは対応しきれない主に3匹目サマヨールなどのトリックルームを止める挑発を採用。

 

・格闘技が欲しい場面があまりにも多かったが、いわツタこんぼう、頑丈、S110

全て強く性能は文句なし。

 

 

 

ムクホーク@こだわりスカーフ テラスタル:はがね

185-172-90-*-80-143

ブレイブバードインファイト、いのちがけ、ダブルウイング


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・スイーパー兼積みポケモン処理役

そもそもロンゲガチグマが怖い顔を重ねて動かすため、並びによっては相手に積みのスキを与えてしまったり、相手がテラスタルを切って強引に返して来る場合があるので、そういったものを後ろからいのちがけで回収しにいけるムクホークを採用した。

 

裏にいのちがけルートが存在することで、ガチグマは相手の積みポケモンを放置しながら頭数を取りにいけるので動きやすくなる。

 

 ・ムクホークガチグマの初手は最もパワーが出る出し方で、通れば一気にゲームを決められるので、通せそうなときは積極的に狙っていた。

 

・ダブルウイングは、ねこだましから組み立てるオーロンゲに対して一方的に有利な選出をしてくるアブリボンに前から投げて一撃で倒す技。アブリボン4匹くらい討伐した。

 

 

 

ミミッキュ@命の珠 テラスタル:ゴースト

159-156-104-*-125-116

かげうち、じゃれつく、ウッドハンマートリックルーム


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ムクホークやオーガポンと選択できるスイーパーとしての採用。特に相手のトリルを止めきれない場合裏にムクホークを置いているとターンを凌ぎきれないので、トリルに手が出て行動保証があるポケモンとして採用した。

 

ウッドハンマーは、自分が水オーガポンのことを評価していたため採用。他にガチグマやニョロトノ、イダイトウにも打点が出せる。

 

・ゴーストテラスタルはかげうちをヤバソチャ等に打つときのリーチを伸ばしたかったため選択。

 

 

 

イルミーゼ@おんみつマント テラスタル:はがね

172-*-110-93-135-105

てだすけ、おいかぜ、むしのていこう、アンコール


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・このルールにおいていたずらごころ+おいかぜを使うことができる数少ないポケモン

 

ねこだましで組み立てる相手にイージーできると考えてマントでの採用。さらにアンコールで一枠潰して横のガチグマを動かしやすくすることを目指した。

 

・という予定だったがあまりにも刺さってない。選出して活躍できそうな試合がほとんどなく大会中1回しか選出しなかった。

 

 

 

◆大会の反省

・1ロムしかできなかった。

→ガチグマの厳選が間に合わず。

土曜日丸々時間使えないの分かってたのに金曜日に始められていない。

 

・対戦消化が遅い。

→上記の理由で日曜スタートしたが25戦くらい月曜深夜にやるはめに ペース管理下手すぎ

 

ドータクンが無理だった。

→完全に見落してて構築単位でほぼ勝てない。

挑発いのちがけをうまく使うしかないが結局対ドータクンは1戦を除いて他全部負けた。

 

 

 

以上、ざっくりこんなことを考えて取り組んでました。

参加された方はお疲れ様でした。

 

 

【聖地巡礼】新道寺女子(+福岡〜山口)突発旅行【咲 阿知賀編 episode of side-A】



どうも、旅行記事です。

なんと去年の下書きをいまさら掘り返して参りました。これは2022年10月頃の旅行記事です。

 

ポケモンは新作発売待ちのオフシーズン、そこに「全国旅行支援」と、いわゆる仕事の「夏休み」が被ったので、旅行しようと思い立ち、突発で福岡県〜山口県へ行ってきました。

去年もちょうど同じ時期に休みを取っていたようで、千里山の舞台探訪からちょうど一年のようです。

(そちらも記事にしています!  

https://soprano3yuiui.hatenablog.com/entry/2022/10/11/002334

 

今回行ってきたのは……

新道寺女子の舞台 福岡県北九州市です!

 

新道寺といえば、すばら先輩や、鶴姫&白水先輩のリザベーションペアで印象的ではないでしょうか。私も準決勝の先鋒戦(すばら、怜、照、玄)はとても好きな一局です。

 

 

そんな新道寺女子の舞台は、福岡県の小倉という駅から、JR田井彦山線で30分ほどの石原町という駅付近になります。

小倉は新幹線停車駅でもあるので、距離・時間はかかるものの東京からは比較的行きやすかったです。

 

電車の本数が少ないこともあり、事前に時間を調べておきました。小倉で電車を乗り換えるとなんと2両!しかも走り出すと電車がミシミシ軋みながら揺れる揺れる!!

静かな電車に慣れすぎた自分はビビってましたが周りの人達は全く気にしていない様子でした。

 

なんやかんやいいつつ到着

近代的な建物が多かった小倉とはうってかわってザ・田舎という感じf:id:soprano333:20221020205106j:image

 

駅は無人で、もちろんICカードも使えません。これは予習済みだったので、予め切符を買ってあります✨
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少し歩いていくとこんな感じ

え、ここ進むの!?と困惑しながら歩いていきます。途中ふだんめったに見ないカマキリがそこら中にいました。あとトノサマバッタも!野生のヘビも初めて見たかもしれません……
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これ道!?みたいなところを進んでいくと、阿知賀編5巻の表紙の舞台がありました。すばら!!
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道なりに進み、電車がいつまでもやって来なさそうなくらい静かな踏切を渡った向こうから、来た道を振り返るとこちらのカット!

う〜ん田舎……本当に少し南下しただけでこの景色とは、北九州恐るべし…
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またまた道なりに少し進むと、新道寺で一番印象的なこのトンネルが現れます。2022年になって、放送当時より随分草が生い茂ってしまったようです。

阿知賀編のアニメは放送当時から合わせておそらく5〜10周くらいは見ているので、OPに登場するこのシーンは特に新道寺のイメージがあります。

ちなみに、すばら先輩が座っているトンネルの上の部分は、立入禁止になっています(笑)
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こちらもアニメのカット

通学路かのように描かれていますが、とてもこの先学校があるような感じではないです。
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電車の本数が少ないので、他にも辺りを散策してきたのですが、いろいろなところで本当に新道寺に来たんだ…!と感じることができました!

初めて来る場所の散歩はとても良いものです。

 

標識に新道寺
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新道寺小学校も見つけました!

(もちろん新道寺女子高校はありません)
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デイリーヤマザキ小倉新道寺店 

辺りで唯一見つけられたお店です。ここでお昼ごはんを買いました。

お店の人にこのあたりの見どころを伺ったところ、「平尾台」という山に行く人が多いみたいでした。
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というわけで、せっかくなので「平尾台パン」を買いました笑 おいしかったです!
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帰りに駅で地元のおばあちゃんに出会ったので少しお話しました。

「観光で東京から来た」と伝えたら驚かれました。(当たり前) 好きな漫画の舞台になっているんですと伝えると、この地域の移り変わりについて色々教えてくれました😊

(昔は鉱山がありもっと人がいたが、今は殆ど見なくなってしまった。北九州中心地まで出ていたバスがなくなってしまい、移動も不便になった。久しぶりに若者と話した。etc...)

 

 

そんなこんなで小倉に帰ってきて新道寺散策はおしまい。全体を通して楽しめました!

 

 

 

 

 

おまけ

おまけです。この旅行の続きをだらだらと書いていきます。

 

もちろん舞台探訪だけが目的ではありません!舞台探訪をきっかけにして、目一杯観光を盛り込んで旅行するのが好きなので、今回も色々回ってきました。

 

まずは小倉に戻ります。街全体に大きく川が流れていて松江のような良さがありました。

そして想像以上に近代的!

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こちらは八坂神社小倉城

御朱印も頂いてきました🙏これも楽しみの一つ
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突発旅行すぎて先がノープランなので移動しながらプランを練っていきます。

初めての福岡なので中心地博多天神へ!
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中洲の屋台で、焼き明太子と焼きラーメンを食べてきました!美味しかった上に、近くの席の色々な年齢層の人たちと、どこから来たとか話しながら飲み食いするのを楽しめたのは、屋台ならではですね!

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翌日は朝イチで太宰府天満宮へ!

知識としてしか知らないものがどんどん自分の中で現実になっていく。

普段から地図を見るのが大好きなので、こういった瞬間も旅行の醍醐味です。


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こちらでも御朱印を頂きます。

1時間とか待つことも覚悟していましたが、休暇シーズンなどでもなかったおかげかすんなりでした。

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梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は、太宰府の名物なんだそうです。アツアツの外カリッで中はあんこでした!
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こうして福岡を堪能したところで今回の旅行もおしまい………と思われましたが、山口県の全国旅行支援が使えることに気づき、最も福岡県側である下関まで大移動!

本当に来ちゃいました…
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こちらは下関海峡ゆめタワー

海沿いを散策していたら見つけたので登ってみました。下関の街全体を通して言えることなのですが、良い雰囲気の港町なのに全然人がいませんでした。季節の問題なのかな……展望台もほぼ貸し切りで楽しませて頂きました✨
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見てください!下関の夜景!

宇治の大吉山展望台のときも思いましたが夜景ってその素晴らしさを写真に収めるのが難しいですよね……とても良かったです!
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このときの全国旅行支援はとにかく凄くて、駅前のきれいなホテルが破格の値段で利用でき、さらに3000円分の県内で使える商品券が貰えたのですが、加えて「下関市」も似たようなキャンペーンをやっていて、市内で使える3000円分の商品券も貰うことができました。

 

というわけで下関の「唐戸市場」のお寿司を贅沢に頂きます。ふぐが有名とのことで初めて食べたのですが大好きでした、ふぐ最高!🐡

下関では「ふく」と呼ばれているようで、「ふくの神」として祀っているところありました。
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他にも下関からは、船で巌流島に行くことができたり…

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レトロな建物が目を引く、対岸の門司港まで船で渡ることが出来ます!


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そんなこんなで門司港から小倉に帰ってきて、二泊三日の福岡・山口旅行はおしまい。

突発ノープランで新道寺に向かったところから、思わぬ大旅行になり目一杯楽しむことができました😄

 

多分まだ行ったことない都道府県が30以上あるので、いつかは47都道府県すべて旅行してみたいものです。

 

 

それで、また次の旅行記事でお会いしましょう✋